事業成果物名 |
2023年度 送迎車(普通車)の整備事業報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
2023年度 福祉車両助成事業(送迎車:日産セレナ e-Power)
日本財団より3,240,000円のうち2,590,000円を助成金を頂きました。 【成果物の構成(目次)】 1. 事業の背景と目的 聴覚に障がいのある子どもたちへの支援の必要性と、送迎車両導入による効果について記述。 2. 団体概要と支援体制 名古屋ろう国際センターの活動内容と、対象となる児童・保護者への支援体制を紹介。 3. 車両導入の経緯と内容 助成により整備した日産セレナ e-Powerの導入理由、使用状況、設備(チャイルドシートなど)を写真付きで報告。 4. 運行実績と成果 ① ・利用者数の変化(+6名) ・送迎エリアの拡大(豊明市~美浜町) ・年間走行距離:9,007km ・年間運行日数:250日以上 ・語彙習得数の増加(1年で約3倍) ・送迎時間短縮と職員の負担軽減 ・保護者の安心と家庭の安定への寄与 ・シニア人材2名の雇用による社会貢献 ②助成車両の導入により、以前は送迎ができず通所をあきらめていた子どもたちが施設に参加できるようになり、支援時間が増えたことで、より多くの日本語に触れる機会が生まれました。 また、送迎の便が整ったことで、登園時間が長くなりがちだった家庭にも柔軟な対応が可能になり、保護者の負担軽減や子どもとの密なコミュニケーションが増加しました。 毎日「パンをねる絵本で膝や足をパンのようにこねて、『こねこね』と声をかけると、子どもが何度も楽しそうに『こねこねって言って』と笑顔で反応するようになった」など、子どもたちの言葉の成長と自らのコミュニケーション意欲が高まっています。 こうしたやりとりを通じ、日本語習得の機会が増え、聴覚に障がいのある子どもたちにとって、人生を切り拓く上で大切な「語彙力」や「伝える力」を育む支援がより充実しました。 特に、幼児期に継続して施設に通えるようになったことは、日本語学習において非常に大きな意味を持つと考えております。聴覚に障がいをもつ子どもたちの人生に寄り添う機会をいただけたことに、心から感謝申し上げます 5. 保護者・利用者の声 家庭での変化、通所への安心感、親子のコミュニケーションの向上などの具体的コメントがありました。 6. 今後の展望 支援対象児の拡充、地域との連携強化、継続的な送迎体制と人材育成への取り組み。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
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事業成果物 |