事業成果物名

2008年度成果物集

団体名

事業成果物概要

~2008年度事業内容~

1 直接的支援の実施
  法廷付添3回、DV被害者の子と父親の調停に基づく面接立会4回、事件被害者等への支援3回を、それぞれ実施した。
  いずれも支援員2名が一組となって、直接的支援を実施し、事故や問題もなく所期の目的を達成した。
2 犯罪被害者週間における講演会の開催
  当センターでは、福島県警と共催による「設立一周年記念式典」を11月24日に開催し、それに先立ち、10月24日福島市、10月29日いわき市、11月5日会津若松市の各市長への表敬訪問、映画上映会及び 無料法律相談を実施した。
 (1)  設立一周年記念式典は、郡山市所在の「福島県産業交流館(ビックパレット)」 にお    いて
     映画「0からの風」上映
     式典(公募したシンボルマーク及び標語の発表と入賞者表彰式を含む)
     講演会
     ハンドベル(高校生)及び合唱(小学生)の演奏
  の4部構成で開催した。
   講演会は、被害者遺族による講演を実施した。
   上映会、講演会を含む式典には、県内各地から約500人の参加者があり、被害者支援の必要性と重 要性を訴えることができた。また、命のメッセージ展から借り受け展示した、メッセージボードには、多くの 参加者が関心を寄せ、被害者の遺族や家族の心情を強く訴えることができた。
    小学生及び高校生によるミニコンサートは、一時の緊張を和ませ、大変好評であった。
(2) 式典及び講演会に先立って実施した、県内3市を対象にしたキャラバンにおいては、各市長に対し被 害者支援の促進を内容とした「要請文」を読み上げて手渡し、行政上の効果的施策の実施を要請した。
 (3) 法律無料相談は、初めての開催であったことからか、利用者は数件にとどまり、 広報の在り方に課 題を残した。
3 被害者支援に関する広報啓発
 (1) チラシの作成
    一周年記念式典用チラシ   2種 5,000部
   映画「0からの風」用チラシ 1種 1,000部
   を作成配布し、広報に活用した。
(2) ラジオスポット広告放送
地元新聞2紙は、協賛広告を募り紙面を構成するところから、ラジオスポットに比べ、よ り効果があると思われたことから、ラジオに代え、地元2紙に各2回、計4件の広告を掲載し広報を図った。


~事業目的の達成状況~
                            
1 これまで実施してきた直接的支援は、比較的問題や課題が少ない事案であったことか ら、大過なく推 移してきた。被害者等の感情(情緒)不安定や周辺環境の複雑な内容の支援要請があった場合を想定す れば、一層の研鑽が必要である。
  被害者等のニーズに合ったきめ細かな支援を行うための体制については、研修を重ね、 実務経験を積んでいくこと及び要員の確保が必要であると考えられる。
  また、当支援センターは、3月10日福島県公安委員会から、犯罪被害者等早期援助団体に指定されたので、いかなる支援、援助の要請に対しても余裕をもって対応できるよう、支援活動員個々人の能力の向上と体制の整備をさらに充実させていかなければならないと認識している。
2 開設間もない当センターの周知を図ることから取り組んだイベントは、新聞、テレビ、ラジオのマスメディアからも大きく報道され、所期の目的は一応達成できたと評価している。

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