『少しでも多くの農民の方が、早く生活を建て直せますように』

温かいメッセージと共に寄せられたブラジル・アマゾン水害被害者への
多くのご支援をいただき、本当にありがとうございました。
その大きな支援は、ブラジル・アマゾンへも伝わっています。

歴史的水害に見舞われた地域も6月頃からようやく水が引き始め、
収入源を失った農民への復興支援が少しずつ開始されました。

2008年から農民と共に進めてきたアグロフォレストリー。
以前のトレーニングで習得した技術を活かし、自ら苗を増やす農民もおり、
これまでアグロフォレストリー普及のために奔走してきた
現地スタッフのなかには、その成果に涙を浮かべたスタッフもいます。

既にパッションフルーツ、かぼちゃ、すいかなど、短期で収穫できる種を
配布してきましたが、現在甚大な被害が出たバナナの苗を多く準備しています。
順次配布を予定しており、農民の生活の再建を後押しして行きます。

「ありがとう、これからも引き続き見守って下さい」の気持ちを込めて、
2月に発生した水害の現状、これまでの復興支援活動とこれからの
復興支援活動をお話します。