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中造工【平成30年6月14日】 下関地区ものづくり体験講座 ヤンマーエンジニアリング講演

当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

平成30年5月10日に、下関市立夢が丘中学校1年生、私立梅光学院中学校2年生を対象に、「ものづくり体験講座」が開講しました!
この講座は、造船業の盛んな地域で、地元の重要産業である造船について学びながら、
造船業はもちろん理数系の教科にも興味関心を持ってもらうため、
また、将来の進路を考えるきっかけにしてほしいという願いのもと実施しています。

ヤンマーエンジニアリング(株) 藤井 七重 氏 講演
(夢が丘中学校)

エンジンメーカーである 「ヤンマー(YANMAR)」という会社名は、
誰もが一度は目にしたり聞いたことがあるのではないでしょうか?

世界の海では、約50,000台ものヤンマー製エンジンが稼働しているそうです!
それだけ船もたくさんあり、私達の生活に欠かせない物資を運んでいるということですが、
藤井さんのようなエンジニアの皆さんが、エンジンの不具合を修理したりメンテナンスをし、
それを支えています。

当然、船は世界中を航行するので、藤井さんも海外へ出張しエンジン修理をすることもあるそうです!
まさに世界を股にかけ、大事な海上輸送を影からサポートするとてもかっこいい仕事です。
 
質問コーナーでは、家庭でヤンマー製の農業用機械を使っているという生徒さんから、
「農業用と船用エンジンでは何が違うのですか?」という良い質問がありました。
基本は同じで、燃料が違うのだそうです。
(農業用耕耘機の燃料はガソリンなどですが、船はもっと値段が安く質の悪い「重油」を使用しています。
これが、海上輸送の運賃が安い理由の一つでもあります。)
 
藤井先生、貴重なお話をありがとうございました!

船のエンジンのお話です

エンジンの仕組みを動画で説明

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