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中造工【尾道地区ものづくり体験講座】 尾道造船講演

当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

平成30年9月19日に、尾道市立向島中央小学校5年生を対象に
「ものづくり体験講座」が開講しました!
この講座は、造船業の盛んな地域で、地元の重要産業である造船について学びながら、
造船業はもちろん理数系の教科にも興味関心を持ってもらうため、
また、将来の進路を考えるきっかけにしてほしいという願いの元実施しています。

尾道造船(株)  講演

尾道市内に所在する尾道造船から、この日は総務、人事、設計部門の
若手従業員の方がお話に来てくれました。
造船所の方々も、子ども達に船のことを知ってもらおうと、
現場での作業時に使う「溶接面」や船の中の電線のサンプルなど、色々と持参してくださり
気合い十分です!

尾道造船では、ばら積み貨物船やオイルタンカーを主に建造しているそうです。
「5万トンの船が運べる荷物は、学校のプールの約140杯分!」、
また、造船所での設計、電装、現場作業の仕事を
「船のデザイナーさん、電気屋さん、工事をする人」など、
わかりやすく例えて説明してくださいました。

設計を担当する従業員さんは、対馬出身でもともと船が身近な存在でしたが
移動手段としてだけではなく、生活に必要な様々なものを
船が運んでいることを知り、この仕事に就きたいと思ったそうです。
「仕事を通じて多くの人達と出会えること、
自分がデザインした船が世界の海で活躍していること」が
この仕事の大きな魅力とのこと。

カッコイイ新社屋も完成した尾道造船。
進水式見学も積極的に受け入れており、とても風通しの良い社風に感じました。
将来の就職先の候補にぜひ入れてもらえたらと思います。

尾道造船の皆様、貴重なお話をありがとうございました!

尾道造船ってどんな会社?

船の部品のサンプルを触ってみます

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