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【須崎地区ものづくり体験講座】 校外学習(新高知重工、須崎工業高校、住友大阪セメント)

当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

平成30年9月7日・18日に、須崎市立須崎中学校2年生、多ノ郷小学校5年生を対象に
「ものづくり体験講座」が開講しました!
この講座は、造船業の盛んな地域で、地元の重要産業である造船について学びながら、
造船業はもちろん理数系の教科にも興味関心を持ってもらうため、
また、将来の進路を考えるきっかけにしてほしいという願いの元実施しています。

【10月11日 校外学習】
新高知重工(株) (多ノ郷小学校)
始めに「てんぷらそばの秘密」というタイトルで、
様々な物が外国から船で運ばれているということを復習。
てんぷらそばは和食ですが、衣に使う小麦粉(小麦)や、そば粉、割り箸は
ほとんど外国産なのだそうです。
工場では、ちょうど23日に進水する船が建造中。
クレーンでブロックを吊り上げる場面も見学することができました。
造船所のスケールの大きさに、皆さん驚きと興奮が止まりませんでした。

須崎工業高校 
(須崎中学校)
国内でも数少ない、造船を専門に学ぶコースがある学校です。
造船専攻コースの先輩方がどのような実習をしているか見学させてもらいました。
また、シリコン粘土を使って船を作る実験にも挑戦。
どんな形にしたら水に浮かぶか?よく走るか?を試行錯誤・・・
船の形には意味があり、すべて計算されているということを実感しました。

住友大阪セメント(株)(両校)
皆さんの住む須崎市に所在し、その名はよく知っている会社ですが
実際にどのようにセメントが造られているか教えてもらいました。
広い工場では、巨大な設備や原料となる大量の石灰石や石炭を目の当たりにし
圧倒されます。
(この原料も船で運んで来ています!)
モルタルを型に流し込み、須崎市のゆるキャラ しんじょうくん の置物作りも体験しました。

見学先の皆様、貴重な経験をありがとうございました!

船造りの現場を見学!

造船を専門に学ぶ学科です

住友大阪セメントにて記念撮影

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