当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

２０１９年１１月２７日(水)、山口県下関市に所在する三菱造船(株)下関工場　の進水式見学会に、
下関市立夢が丘中学校１年生の皆さんと引率の先生あわせて１０３名を招待しました！

皆さんは５月～７月にかけて、当会が実施している船のキャリア教育講座
「ものづくり体験講座」を受講してくれました。
その期間内には進水式が見られなかったのですが、
ぜひとも見てみたい！ということで今回ご案内することとなりました。

進水式会場は、一般の方々も多く来場されており賑やかな雰囲気でした。
この日進水する船はフェリーで、船のデザインも少し凝っていて
船底塗料も赤ではなく青でした。
（海の生き物がつきにくい成分が赤色なので、船底塗料の多くは赤色だと
　ものづくり体験講座で学習した皆さんです。）

ブラスバンドの生演奏とともに式典が進み、いよいよ進水！
船の鮮やかな青色とカラフルな紙吹雪でとても華やかでした。
船の学習をした後に見る進水は、皆さんの目にどう映ったでしょうか・・・。

三菱造船下関工場の皆様、貴重な経験をありがとうございました！

◎進水船舶主要目◎
船　　名 ： ３代目さるびあ丸
船　　種 ： 貨客船
全　　長 ： 118m
　幅 ： 17m
総トン数 ： 6,200t