当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

２０２３年９月１９日（火）、東京都江東区に所在する当会会員造船所 墨田川造船（株）　の工場見学会に、
東京都江東区立枝川小学校３年生１３３名の皆さんが参加してくれました！

学校が近くにあるため、クラス毎に徒歩で来てくれました。
元気な挨拶とともに見学がスタート！

こちらの造船所では、「アルミ」の船を造っています。
ものを運ぶ船の多くは鉄でできていますが、その素材の違いは何でしょうか？
鉄とアルミ、サンプルの板を持たせてもらうと・・・重さに大きな差が！
アルミはとても軽い素材なので、スピードを出したい船（取締船やフェリーなど）によく使われます。
工場の中では、ピカピカのアルミの板から船のブロック（船の一部分）が造られている様子を
見ることができました。

質問コーナーでは、どのクラスも良い質問がたくさん飛び交い、社長さんが丁寧に答えてくれました。

地元にある「船」を造る会社のこと、少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです。

墨田川造船の皆様、貴重な経験をありがとうございました！