当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

２０２３年１０月、熊本県八代市に所在する当会会員造船所 熊本ドック（株）　の工場見学会に、小学生を招待しました！

・１０月３日（火）　八代市立鏡小学校　３年生６９名
・１０月１９日（木）　八代市立代陽小学校　５年生９５名

熊本ドックでは、新しい船を造ることはもちろん、船の修理も行っています。

船を修理する場所「浮きドック」は、海に浮かんでいる設備です。
陸上と変わらないようですが・・・
この設備自体を海に沈めたり、海水を抜いて浮かばせた状態にすることもできるのです！
こんなに大きなものが沈んだり浮かんだりするなんて？？と、児童の皆さんも驚いていましたが、
沈ませた状態の時に、ドックの上に修理する船を引き入れて
その後海水を抜いてドックを浮かばせると陸上のようになり、そこで修理をすることができるのです。

他にも、大きなクレーンや、これから取り付ける様々な部品など
初めて見る船造りの現場は見どころがたくさんあったようです。
ぜひ、地元で頑張る船の会社について知ってもらえたらうれしいです！

熊本ドックの皆様、貴重な経験をありがとうございました！