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中造工【2023年10月19日(木)】造船出前授業と造船工学キット講座を実施しました!

当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

2023年10月19日(木)、八代市立代陽小学校5年生95名を対象に、
造船出前授業及び造船工学キット講座を実施しました!
(講師:日本中小型造船工業会 林 結美)

講座の前に、八代市内にある造船所 熊本ドック の工場を見学してきた皆さん。
造船所にあった船は、どのように造られているのでしょうか?

船は、「ブロック建造法」という造り方で建造されます。
大きな船を部分部分に分けて(この1つ1つをブロックと呼びます)、広い工場内で分担して
まずは「ブロック」を造り、最後にそれを合体させるやり方です。
一か所で下から順に造っていくよりも効率よく作業ができます!
他にも、日本で足りないものを輸入する時には船が活躍していて、
船が私達の生活を支えている、船がなくなったら、今のような生活ができなくなってしまう
ということもお話しました。

授業の後半では、「造船工学キット(ペーパークラフト)」で
ブロック建造を体験してもらいました!
この日は授業時間が限られていたため、部材の切断・・・部材をはさみで切り出すところまでは
事前にやっておいてもらいました。
実際の船造りも、たくさんの人が協力して1つの船を造っています。
ここでは、班が1つの造船所。切り出しておいた部材を、見本を見ながら
協力して組み立てていきます!

授業時間では、「平行部(船の真ん中あたりの部分)」のブロックまでの組み立てとなりましたが
後日、先生から、無事に船が完成したというご報告をいただきました!
みんなの生活を陰で支えてくれている船。
その役割や造り方、船を造る仕事にも興味を持ってもらえたらうれしいです!

船の役割や造り方を学習

班で協力して船造りに挑戦!

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