国民の95％以上が「貧困」に、4分の1近くが「難民」になってしまった国があります。南米のベネズエラです。

ベネズエラでは経済が崩壊し、世界最悪のインフレがおよそ10年にわたって続いています。不運な境遇に生まれてしまったベネズエラの人たちを少しでも助けようと、途上国に特化したNPOメディアの「ganas」が4年前から運営するwin-winのプログラムが、経済崩壊で生活苦に陥るベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』です。12期生の募集をスタートしました。

ベネズエラ国内にとどまるベネズエラ人からオンラインでスペイン語を学びます。レッスンはマンツーマンですので、スペイン語の初心者から上級者まで、ご自身のレベルにあったレッスンを受けられます。

ベネズエラ人講師が一生懸命スキルアップしてきた結果、累計の受講者は806人。「レッスンの質はお値段以上。同じようなレッスンを日本で受けたら10倍はすると思う」と好評を得ています。

レッスン料の大半は米ドルでベネズエラへ送金します。と言っても寄付ではなく「報酬」として。努力は報われることを伝えられる“新しい国際協力のカタチ”となっています。