スペイン語を学ぶことが国際協力につながるプログラム「経済崩壊で生活苦に陥るベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』」（15期）の受講者を募集します。『命のスペイン語レッスン』は5年半前に立ち上げたもので、これまでの受講者は延べ1058人。「レッスンの質はお値段以上。同じようなレッスンを日本で受けたら10倍はすると思う」とレッスン自体の評価も高いです。

ベネズエラでは経済が崩壊し、世界最悪のインフレが10年以上にわたって続いています。1カ月の最低賃金は1ドル以下。ろくな仕事がないのが現実。この結果、国民の95％以上が「貧困」に、国民の4分の1近くが「難民」として国を去りました。これに加えて独裁政権による迫害は増すばかり。

ベネズエラ国内にとどまらざるを得ないベネズエラ人（庶民）からスペイン語を教えてもらい、受講者からいただくレッスン料の大半を現地へ「報酬」として送金するのが『命のスペイン語レッスン』です。先進国で排外主義が吹き荒れる中、難民にならずとも講師らの家族が国内できちんと暮らしていけるようにすることを目指します。