特定非営利活動法人てのひら

基礎情報

団体ID

1042351237

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

てのひら

団体名ふりがな

とくていひえいりかつどうほうじん てのひら

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

東三河には皆無であった視覚障がい者の支援施設設立を目的に法人発足した経緯があります。就労継続支援B型事業所「陸」の登録利用者においては90%が視覚障がいを理由にした身体障害者手帳取得者です。地域において視覚障害者を中心に支援する唯一無二の支援施設で行政、病院からの問い合わせのケースもあります。視覚障がい者の歩行訓練の事業を豊橋市より受託しており、白杖を使用した歩行訓練を行っております。今後も継続して、情報発信をし、啓発活動に取り組んでいきます。
 

代表者役職

理事長

代表者氏名

大石 政和

代表者氏名ふりがな

おおいし まさかず

代表者兼職

障害者就労継続支援B型事業所 陸  施設長

主たる事業所の所在地

郵便番号

440-0842

都道府県

愛知県

市区町村

豊橋市

市区町村ふりがな

とよはしし

詳細住所

岩屋町字岩屋西7番地4

詳細住所ふりがな

いわやちょうあざいわやにし

お問い合わせ用メールアドレス

tenohira2010@dream.so-net.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0532-62-2523

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時30分~17時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

0532-74-2523

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時30分~17時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

440-0842

都道府県

愛知県

市区町村

豊橋市

市区町村ふりがな

とよはしし

詳細住所

岩屋町岩屋西7番地4

詳細住所ふりがな

いわやちょうあざいわやにし

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2010年4月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2010年4月1日

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

愛知県

最新決算総額

5,000万円~1億円未満

役員数・職員数合計

10名

所轄官庁

愛知県

所轄官庁局課名

豊橋市
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

障がい者

 

子ども、福祉、保健・医療、教育・学習支援、地域・まちづくり

設立以来の主な活動実績

地域の各種福祉関連職員が、各種事業所で働きながら自分たちに出来る社会貢献活動は何かを模索し平成20年9月に精神障害者施設が地域の一員となるまでの葛藤を描いた、きょうされん30周年記念映画「ふるさとをください」を上映するイベントを開催しました。その後、地域に何らかのかたちで貢献、啓発活動をしたいという想いが強くなり法人発足のきっかけとなりました。自分たちの地域近隣に存在する社会資源を見学し、自分たちで出来ることを模索する中、私たちの住む地域には視覚障害者に焦点を合わせた支援施設が皆無であることを知りました。
現在、全国およそ30万人いる視覚障害者の中で点字理解者は約1割と言われています。更に生活習慣病などによる中途失明者は、今後増加の傾向にあります。視覚障害者が、社会生活の不便により、家庭への引きこもり「視覚障害者ニート」となる現状を脱却し「自分たちがCHALLENGE(挑戦)できる」生活の実現支援を出発点としました。
CHALLENGED=障害のある、課題に立ち向かう。「障害者は、それを乗り越える大きな力が備わっている」という、ポジティブな哲学を基に和訳されています。私たちはこの哲学を根幹とし、特定非営利活動法人を設立し、豊橋市より新しい障害者の自立に向けた支援、及び地域福祉の向上を発信して行きたいと考えると共に、視覚障害者のための社会復帰のための行政への働きかけ等、積極的に行うことを設立の目的と致しました。
2010年に法人設立以降、2010年、2012年2013年に「視覚障害者のための福祉機器展」とし視覚障害者及び福祉サービス提供事業者に向け視覚障害者の日常生活用具及び補装具の展示会をし、情報提供活動を行いました。また、2011年以降、豊橋市より視覚障害者歩行訓練事業を受託しました。歩行訓練士が視覚障害者の家庭まで伺い、生活訓練を含め自立歩行(白杖使用方法等)を目指した訓練を行います。
また法人設立2年目から地域交流活動として法人主催の祭りを実施しております。市内各学校、福祉事業所、企業様のご協力を仰ぎ視覚障害者と地域の交流、また地域理解を主の目的とし毎年開催いたしております。
2014(平成26)年2月 開所当時からの民家から始めた就労継続支援B型事業「陸」登録利用者数の増加に伴い事業所移転を行い、より活動しやすい場所(面積規模の拡大)への移転を実施:豊橋市三ノ輪町へ
2022(令和4)年8月 当法人活動への賛同をいただき、NHKラジオ「視覚障害ナビラジオ」へ出演  利用者さんの生の声、法人の活動紹介などの話を取り上げていただく
2023(令和5)年7月 就労継続支援B型事業「陸」登録利用者の増加及び作業効率の能動化をはかると共に、活動場所の拡大を検討し移転を実施:現豊橋市岩屋町へ


団体の目的
(定款に記載された目的)

・この法人は、多様な福祉サービスの提供により、利用者の意向を尊重し、地域社
会において自立した生活の実現を支援する。
・この法人は、文化的な生活支援について創意工夫することにより、利用者個人の
尊厳を保持し、生きがいの持てる生活の営みを支援する。
・この法人は、上記活動を通し、活力ある地域社会の実現に寄与することを目的と
する。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

 法人事業は障害者総合支援法における就労継続支援B型事業と障害者の社会活動を促進する事業2つを展開致しております。
 就労継続支援B型事業所は「陸」(りく)とし、障害者の日中活動場所の提供を行っております。作業では点字名刺作成、ダイレクトメール等封入、テープ起こし、イベントツールの点字翻訳、ノベルティグッズ製作、企業下請け軽作業等を行っております。点字名刺に至っては豊橋市長をはじめとし、行政関係者から注文をいただいております。またテープ起こし作業は市内大学での講義、講演録の注文を定期的に受け、パソコン精通の視覚障害者に取り組んでいただいております。
 障害者の社会活動を促進する事業では「視覚障害者歩行訓練事業」を展開しており、視覚障害者の生きがいづくりに寄与した活動に取り組んでいます。


 

現在特に力を入れていること

事業所「陸」では点字名刺を作成しており現在、市長をはじめとする行政の方々より多方面、他業種からの受注がある。障害者への作業提供は勿論であるが、一般に社会で活躍される方々が点字名刺を活用することで点字の存在を社会全般に広め、社会意識の啓発も考えられる。この点字名刺活用を広く、多くの方に知ってもらうため現在営業活動を展開している。
 東三河には皆無であった視覚障害者の支援施設設立を目的に法人発足した経緯があります。事業所「陸」も90%が視覚障害を理由に身体障害者手帳取得者です。地域において視覚障害者を中心に支援する唯一無二の支援施設で行政、病院からの問い合わせのケースもあります。今後も継続して、情報発信をし、啓発活動に取り組んでいきます。
 また法人事業所近隣の知人からの紹介でのボランティア参加(ほぼ毎日、日中活動に参加)があり誕生会、年1回の日帰りイベントへの参加等ボランティアの数は誇れるものである。会員の会費納入はもとより、物品寄付等も多くあり経済的援助面で助かっています。

今後の活動の方向性・ビジョン

現在事業所登録利用者数は41名(2024年4月現在)で、まだ地域には視覚障害者が在宅でこもってしまい、これからどう生きていくか苦悩されているケースもあると思います。そうした方々に対し法人の存在、取り組む活動を知っていただき、日常生活がより良くなる情報提供を継続していきます。また法人事業も今後拡大を検討し新規事業「相談支援事業」の展開を検討いたしております。

定期刊行物

てのひら通信。
700部×年3回 

団体の備考

 法人理事には眼科医師が就任しており、医学的見地からの支援も得ることができます。
地域における視覚を起因とした障がい者さんに対し、相談、情報提供など行っております。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

○ 2010年4月 個人寄付金 ¥200,000
 日本盲人職能開発センター主催 視覚障害者就労支援講習会参加費用 
○ 2010年6月  個人寄付金 ¥400,000
 さをり織器 × 3台 
○ 2011年1月 個人寄付金 ¥110,000
 アメニティーフォーラム2名分参加費用
○2010年10月 日本財団 ¥4,030,000
1.足踏式点字製版機 SF-20型
2.点字印刷機 PM-10型
3.木製標準型点字器 両面書 18桁 32マス
4.電波時計×2 セイコー電子ロック
5.カラー複合機 キャノンiR ADV C5035F
6.紙折り機 ホリゾンPF-P3100
○2012年2月 中京テレビ ¥3,263,991
 送迎用車両 1台 日産セレナ
○2012年7月 共同募金会 ¥750,000
 送迎・荷物運搬用車両 1台 スズキエブリー
○2013年8月 個人寄付金 ¥110,000
 各種イベント用テント1張
○2014年6月 個人寄付金¥284,000
 事務管理用パソコン×1台
○2014年12月 社会福祉法人丸紅基金 ¥1,490,000
1.点字プリンター(Braille Boxx v4)
2.WカセットCDコピー機能付きマルチプレイヤー
○2015年2月 福寿園視覚障害者チャリティー基金 ¥100,000
 作業用パソコン×2台
○2015年4月 コープあいち福祉基金 ¥98,380
 プレクストークPTR 1台
○2015年11月 荒川磯 慈善会 ¥500,000
○2016年 特定求職者雇用開発助成金×2期分 ¥400,000
○2017年8月 65歳超雇用推進助成金 ¥1,200,000
○2018年3月キャリアアップ助成金(人材育成以外)短時間労働者の労働時間延長コース ¥200,000
○2018年4月 国際ソロプチミスト豊橋ポート 就労支援助成金 ¥200,000
○2019年12月 社会福祉法人丸紅基金 ¥1,900,000
 カラー複合機(キャノン iR-ADV C5560FⅢ)
○2019年 特定求職者雇用開発助成金×2期分 ¥400,000
〇2022年2月 豊橋市 障害福祉サービス事業者等における抗原検査キット等購入補助金 ¥30,000
〇2022年3月 豊橋市障害福祉分野におけるICT導入モデル事業補助金 \148,000
〇2022年5月 公益財団法人 洲崎福祉財団 \2,000,000 事業所利用者送迎車両整備事業(日産 セレナ)
〇2022年8月 公益財団法人 木口福祉財団 ¥1,331,596 2022年度地域福祉振興助成(日産 クリッパー)
〇2022年10月 NHK厚生文化事業団「わかば基金」リサイクルパソコン 3台寄贈
〇2023年5月 社会福祉法人 清水基金 法人拠点ならびに事業所移転に伴う建物改修費用助成 7,000,000円


他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

 市内の福祉サービスを提供しているNPO法人事業所と連携し、それぞれの事業所の自主製品を持ち寄ってバザー等で販売している。(実績:任意団体「豊橋NPO連絡会」主催:アピタバザー、豊橋市民活動センター主催:オレンジプラザバザー、豊橋市社会福祉協議会主催:いきいきフェスタ、豊橋市主催:豊橋祭り等)
 市内郷土研究を行っている団体様より、インタビュー録音物を文字化する「テープ起こし」作業の依頼を定期的に受注いただいております。


企業・団体との協働・共同研究の実績

 事業所「陸」(りく)で行っているテープ起こし作業は市内・県内大学より定期的に受注を請けており、継続的に作業を行なえています。また、市内企業とマッチングしCSR対応型自動販売を展開しています。
 2021年度に於いては東京の日本セルプセンターより会議録データを預かり、テープ起こしの作業として取り組みさせていただきました。

行政との協働(委託事業など)の実績

2011年より市より歩行訓練事業をして受託し、毎年契約を更新をしています。歩行訓練士が視覚障害者の家庭まで伺い、生活訓練を含め自立歩行(白杖使用方法等)を目指した訓練を行います。自宅から最寄りの交通機関のバス停や駅、駅構内の歩き方、通勤、通学の道中訓練等視覚障害者のニーズに合わせた訓練を行っております。
2012年より豊橋市より、発送する封筒への点字を入力を受注し、毎年契約を更新しています。