特定非営利活動法人特定非営利活動法人アダージョちくさ

基礎情報

団体ID

1298510544

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

特定非営利活動法人アダージョちくさ

団体名ふりがな

とくていひえいりかつどうほうじんあだーじょちくさ

情報開示レベル

★ ★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

あいちコミュニティ財団

認証日:2014年4月8日

団体の概要

 当法人は任意団体として1986年より障害者の親御さん達が自分たちの力で作り上げた作業所を前身としており、業界の中では古くから歴史のある事業所です。法人名の「アダージョ」は音楽の速度記号で「ほどよい速さで」を意味しており、「焦りすぎず、しかし停滞せず、自分たちのペースで無理なく進んでいこう」という想いから名づけられました。
 設立以来精神障害者の方への支援を専門として活動しており、施設利用者の方々からは「礼儀正しく温和な大人の方が多いため馴染みやすい雰囲気」「自由な風潮で自分のやりたいことができる」と言われています。
2020年9月より、認定NPO法人中部リサイクル運動市民の会様との協働で「リユース&
&チャリティーショップ Re☆ショップなかたbuぐるっぺ」をオープン。地域の皆様から「まだ使えるけれど捨てるにはもったいない」リユース品の寄付を受け付け、それらを商品として必要な方にお値打ち価格で販売するチャリティーショップ事業を精神障害者の方の就労訓練事業として行っています。

代表者役職

理事長

代表者氏名

榎本(下園) 美保子

代表者氏名ふりがな

えのもと みほこ

代表者兼職

愛知医科大学 医学部衛生学講座 客員研究員

主たる事業所の所在地

郵便番号

464-0074

都道府県

愛知県

市区町村

名古屋市千種区

市区町村ふりがな

なごやしちくさく

詳細住所

仲田1丁目9-12

詳細住所ふりがな

なかたいっちょうめきゅうのじゅうに

お問い合わせ用メールアドレス

adagio.chikusa@gmail.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

052-731-3070

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

052-731-3070

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

-

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2008年4月2日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2008年4月2日

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

愛知県

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

11名

所轄官庁

名古屋市

所轄官庁局課名

健康福祉局障害福祉課
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

障がい者、福祉、保健・医療、地域・まちづくり、環境・エコロジー、就労支援・労働問題

設立以来の主な活動実績

1986年1月 精神障害者小規模作業所「ワークルーム・ぐるっぺ」開所
1992年4月 精神障害者小規模作業所「工房さんりん舎」開所
2007年4月 両作業所とも「作業所型地域活動支援センター」へ移行
2008年3月 特定非営利活動法人格を取得
2012年12月 「ワークルーム・ぐるっぺ」が就労継続支援B型事業所へ移行
2013年10月 あいちコミュニティ財団助成プログラム「ミエルカ2013」採択により、
      「地域の困りごとお助け事業」開始
2020年9月  リユース&チャリティーショップ「Re☆ショップなかたbyぐるっぺ」オープン
       (就労継続支援B型事業所ワークルーム・ぐるっぺの従たる事業所)
2023年4月 「作業所型地域活動支援センター工房さんりん舎」閉所 

団体の目的
(定款に記載された目的)

精神障害を持つ方やその家族の人々を中心として、相談支援、日常生活支援、就労支援、障害の理解を促進するための社会啓発などを行うことで、福祉の増進に寄与し、障害のあるなしにかかわらず誰もが地域で安心して暮らせる社会を築いていくことを目的としています。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

就労継続支援B型事業所「ワークルーム・ぐるっぺ」の運営
作業所型地域活動支援センター「工房さんりん舎」の運営
リユース&チャリティーショップ「Re☆ショップなかたbyぐるっぺ」の経営

主な活動は内職作業で、その他近隣の市営住宅の自治会様のご依頼でマンションの定期清掃を請け負っていたり、地域のイベントで模擬店や自主製品を販売しています。
2020年9月よりリユース&チャリティーショップ「Re☆ショップなかたbyぐるっぺ」をオープンしました。市民の皆様からいただいた「まだ使えるもの」を必要な方に販売し、障害者に資源の循環やゴミの削減等の社会問題解決にかかわっていただくことで就労への自信をつけていただくことを目的としています。

現在特に力を入れていること

1. 2020年9月より、就労継続支援B型事業所「ワークルーム・ぐるっぺ」の事業の一環として
 チャリティーショップ「Reショップなかたbyぐるっぺ」をオープン予定しました。
 チャリティーショップとは、市民の方から「まだ使えるけど捨てるにはもったいない・・・」と
 いった品物をご寄付いただき、必要な方にお値打ちに提供するお店です。
 店舗の運営全般を精神障害者が行っています。ショップの運営を通して障害者に資源の循環やゴミ の削減等の社会問題解決にかかわっていただくことで就労への自信をつけていただくことや、賃金の向上を図り経済支援等を行うことを目的としています。
リサイクルやリユースの推進、ゴミの削減など環境改善、資源循環などに寄与することができるため、障害者の方に社会貢献性が高くやりがいのある仕事の提供を行っています。

2. 社会福祉協議会等、様々な機関と連携して「地域の困りごとお助け事業」に取り組んでいます。
  地域の独居高齢者宅の草むしりや、視覚障碍者の方の代わりに粗大ゴミの搬出代行、その他
 草むしりからゴミ屋敷の片付けまで、ヘルパー制度など、他のサービスでは解決できない困り
 ごとを安価に請け負う便利屋さん事業を行っています。

3. 現在、近隣の市営住宅2件と契約して定期清掃を行わせていただいています。住人の高齢化や多様化などにより住民の方々や自治会様で管理ができないといった社会課題があり、地域貢献と障がい者の就労訓練とを兼ねて積極的に対応しています。

4. 生活・就業支援センターと連係して就労支援に取り組んでいます。
  生活・就業生活支援センターが職場開拓・実習や面接同行などを行い、当事 業所が体調管理や
 生活リズムの調整、相談支援などを行う、というように役割分担をすることでサポート体制を
 強化しています。

今後の活動の方向性・ビジョン

 2010年ごろより社会福祉協議会と連携して行ってきた「出張コンビニサービス」が正式に2013年より「地域の困りごとお助け事業」として外部団体の助成金等の支援を受けスタートしました。
これは、独居高齢者宅の草むしりやごみ出しなど「便利屋に申し込むのもめんどうだし高いし、ヘルパーにはやってもらえないし・・・」といった困りごとを有償ボランティアという形で障害者の方々が安価に請け合うサービスです。現在のホームヘルパー制度ではこういった雑務は援助対象外であったり、訪問時間が限られていて、時間内には作業が出来ないなどの制限があり、住人の方々が困っていても解決できません。
 これらの活動を行うことで、社会の困りごと、町の困りごとが解決され、障害者の方々も仕事に対するやりがいが得られ意欲も向上します。

 2020年9月からは、就労継続支援B型事業所「ワークルーム・ぐるっぺ」の従たる事業所として
チャリティーショップ「Reショップなかたbyぐるっぺ」をオープンしました。
 チャリティーショップとは、市民の方から「まだ使えるけど捨てるにはもったいない・・・」と
いった品物をご寄付いただき、必要な方にお値打ちに提供するお店です。
リサイクルやリユースの推進、ゴミの削減など環境改善、資源循環などに寄与することができるため、障害者の方に社会貢献性が高くやりがいのある仕事の提供と賃金の向上を目的としています。
 また、2020年ごろから市営住宅の定期清掃を一件、2024年からはもう一件、住宅の自治会様からのご相談があり請け負い作業をさせていただくこととなっています。住民の方々の高齢化や生活様式の多様化などにより、住民の方々や自治会様で管理ができないといった理由でご相談がありました。地域貢献と障がい者の就労訓練とを兼ねて積極的に対応しています。今後はこのようなケースも増えると想定されるため、なるべく積極的に対応したいと考えています
 上記のような地域住民への社会貢献につながるような仕事を障害者の方のお仕事や社会復帰のための訓練として考えていきたいと思います。

定期刊行物

アダージョ通信(年3回程度)
会員向けに発送される会報で、各事業所のイベント報告や、自主製品のバザーの様子、事業所利用者さんの作品紹介コーナーや、仕事に対する利用者さんへの想い、インタビューなど、様々な情報を載せています。

団体の備考

同区内にある運営母体が分かれていた二つの精神障害者小規模作業所が、互いにネットワークを共有することで運営基盤を強め、より地域福祉の発展に貢献することを目的として一つの特定非営利活動法人となりました。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

2010年度 愛知モリコロ基金助成金30万円
2010年度 愛知県共同募金会配分金107万円(車両購入)
2010年度 あいち心身障害s者小規模授産所を支援する会(5万円)
2011年度 あいち心身障害者小規模授産所を支援する会(5万円)
2013年度 あいちコミュニティ財団助成プログラム「ミエルカ2013」(財団の協力により地域から
      寄付金を募るプログラム)寄付金66万円獲得
2015年度 「プロボノ愛知2015」採択。(株)デンソー社員様を中心に、地域の困りごとお助け
      事業の効率化等、システム改善・改良の支援を受ける。
2016年度  「トヨタNPOカレッジ カイケツ」採択。組織改善、業務効率化のために「トヨタ
      式」による社会課題解決策の手法を学ぶ。
2021年度 「Panasonic NPO/NGOサポートファンドfor SDGS」国内助成1年目
      (組織診断からはじめるコース)に採択。100万円助成金獲得。
      障害者の貧困解決のための組織基盤強化を図るための組織診断を行った。
2022年度  「Panasonic NPO/NGOサポートファンドfor SDGS」国内助成2年目に採択。
      158万円助成金獲得。障害者の貧困解決のための組織基盤強化を図った。
2022年度  「SOMPO福祉財団 NPO組織基盤強化事業」助成金70万円獲得。精神障害者の普及
      啓発のための広報戦略強化として法人のHPを新調した。
2023年度 「ALSOKありがとう運動財団助成金」50万円獲得。施設の環境整備のために使用。
      「デンソーグループはあとふる基金」推薦団体として選考され、寄附金13万円を授
      与される。非常災害時のポータブル電源を購入。
      あいち心身障害者小規模授産所を支援する会(5万円)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

◎「花☆花ふれあいまつり」2009年度~現在、年1回。
 近隣障害者施設・NPO団体や町内会などと協働し、近所のお寺でお祭り
をします。誰でも参加OKで、模擬店やコンサートなど、地域の人々に楽しんでもらうことを目的としています。
◎障害者作品展示バザー&チャリティーコンサート「はじめ展」
2009年度~現在 年1回
 地域の喫茶店にて、各種障害者施設(NPO法人)の自主製作品を展示販売していただき、障害者への理解と普及啓発に協力していただいています。
◎「愛知サマーセミナー2009」にて障害当事者による講演と普及啓発のコーナー設置
2009年度
 同朋大学で行われた愛知サマーセミナーにて、学校側と協力し、障害者ご本人の体験を語っていただくなど、市民のためのメンタルヘルスコーナーを設置しました。

企業・団体との協働・共同研究の実績

リユース&チャリティーショップ「Re☆ショップなかた」の開店・運営に関して「認定NPO法人中部リサイクル運動市民の会」と協働を行っています。

行政との協働(委託事業など)の実績

「NPO法人アダージョちくさ精神保健福祉講演会」2009年度より年1回
 区役所、保健所、社会福祉協議会との協働で、うつ病や統合失調症についてなど、精神障害の普及啓発を行い、市民のメンタルヘルスの向上に努めています。