2000年　盲ろう者啓発啓蒙の為講演会や交流会を開催
2001年 2月　和歌山盲ろう者友の会設立準備会発足
2001年～2004年　四季折々の行事や講演会、交流会、学習会を開催
2004年 4月　盲ろう者向け通訳・介助者養成研修事業を県より受託
2004年10月　和歌山盲ろう者友の会正式設立
2007年 5月　NPO法人格取得
2007年10月　盲ろう者向け通訳・介助者派遣事業を県より受託
2010年　ＷＡＭ助成金でさをり織り機を購入
2011年4月　県・市のまちおこし助成金でみその商店街内に「手織り工房Heart to Hand」を一般の　　　　　　お店として開設し、お客さまと接しながら盲ろう者のさをり織りが始まる
2011年４月～2012年３月　県の緊急雇用助成金事業で職員2名雇用、工房内の充実
2012年　県の新しい公共事業で会計士、税理士の派遣を受ける
201３年10月～2014年３月　2012年度毎日新聞大阪社会事業団公募助成を受け和歌山県内の盲ろう者の掘り起しを行う(６市町村役場等訪問）
2013年12月　社会福祉法人 光道園(福井県鯖江市)を視察…盲重複障害者の就労、盲ろう者だけの施設を見学し、盲ろう者が安心して暮らせる場所を和歌山に立ち上げるための参考とする

盲ろう者とは、「目と耳の両方に障がいを併せ有する者」とされています。ヘレンケラーと同じ、見えなくて聴こえない人です。和歌山県内の盲ろう者の数は350人と推定されています。当会でわかっているのは20人ぐらいです。盲ろう者になった時期や障がいの程度によって手話・手書き・点字・音声などコミュニケーション方法が違います。また、盲ろう者は移動介助が必要となります。これらを習得するための研修会や通訳・介助者の技術向上のための勉強会などを行っています。現在、県からの委託を受け、養成事業と派遣事業を行っています。
盲ろう者の社会参加として月に1度交流会を盲ろう者主体で行っています。当会は盲ろう者を支援する活動をしていますが、時には盲ろう者が盲ろう者を支援する場面もあります。このような時でも、やはり通訳・介助が必要となります。
盲ろう者が人として当たり前にこの社会で生きていくために盲ろう者を理解し信頼関係を築き、盲ろう者の目となり耳となる通訳・介助者を求めます。目指すところは「盲ろう者とともに」です。

(1)盲ろう者が働ける場所を検討
(2)高齢盲ろう者の為のデイサービスを検討
(3)「手織り工房Heart to Hand」の自主営業
(4)通訳・介助者のスキルアップ

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