特定非営利活動法人NPO法人 福岡すまいの会
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団体ID |
1460690827
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法人の種類 |
特定非営利活動法人
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団体名(法人名称) |
NPO法人 福岡すまいの会
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団体名ふりがな |
えぬぴーおーほうじん ふくおかすまいのかい
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情報開示レベル |
![]() |
第三者認証マーク |
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団体の概要 |
団体の設立から15年を過ぎ、その間、ホームレスや生活困窮をめぐる課題も様々に変化をしてきました。
まずは、自分のすまいを持つという課題からはじまった当会においても、福祉制度の案内のみならず、住居喪失者の就労支援・居住支援、入居後の見守り支援、身寄りがない場合のキーパーソンの引き受け、若年者の生活支援と多岐に渡る問題に対して、具体的な対応を続けています。特に、家を貸す、保証人になるということは、その後何年続くか分からない関係の始まりということでもあります。結果的に、当会では、一時的でない長い目線での寄り添い型支援を提供してきたことは、誇りとするところです。 当会は、14年の団体の歴史の中で様々な問題に対処する中で、延べ3000件以上のご相談を受け、200人以上に住居を提供し、600人以上の就労支援をし、300人以上の就労自立を実現しています。 また、団体公式ロゴマークには、下記のような団体のあり方に関する思いを込めています。 〈以下、当会HPより http://sumainokai.sakura.ne.jp/aboutus.html) 福岡すまいの会公式ロゴマークが出来ました。 ロゴの背景にある「家」は「住居確保は人権であり、支援のスタートはまず屋根の下での暮らしを提供することから」という、当会のハウジングファーストの理念を示します。 また、「す・ま・い」の文字を構成するパーツは、視覚障がい者の方が使われる「白杖」をイメージしました。 これは「対人サポートにおいては、支援者は支援の主体とならず被支援者の意思を優先し、被支援者に必要なことを必要なときにだけ補う便利な道具、つまり、『白杖』のような存在であるべきだ」という当会の考える支援者のあるべき姿を示します。 更に「い」の文字で、困ったとき、必要とされるとき、いつも近くにいる「伴走型支援」の理念を示しました。 私たちはロゴマークに込めた思いを忘れずに、社会に必要とされる支援者であり続けたいと願っています。 |
代表者役職 |
理事長
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代表者氏名 |
横溝 高廣
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代表者氏名ふりがな |
よこみぞ たかひろ
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代表者兼職 |
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
812-0002
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都道府県 |
福岡県
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市区町村 |
福岡市博多区
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市区町村ふりがな |
ふくおかしはかたく
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詳細住所 |
空港前3-9-24 アクセスエアポート1F 101
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詳細住所ふりがな |
くうこうまえ
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お問い合わせ用メールアドレス |
fukuokasumainokai@yahoo.co.jp
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電話番号
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電話番号 |
092-292-6166
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
10時00分~17時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
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備考 |
時間外・不在時は留守番電話になっています
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FAX番号 |
FAX番号 |
092-292-6119
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
10時00分~17時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
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備考 |
時間外・不在時は留守番電話になっています
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
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都道府県 |
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市区町村 |
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市区町村ふりがな |
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詳細住所 |
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詳細住所ふりがな |
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2003年7月24日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2003年12月9日
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活動地域 |
市区町村内
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中心となる活動地域(県) |
福岡県
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最新決算総額 |
1億円~5億円未満
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役員数・職員数合計 |
24名
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所轄官庁 |
福岡市
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所轄官庁局課名 |
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活動分野 |
主たる活動分野 |
福祉
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子ども、障がい者、高齢者、保健・医療、人権・平和、就労支援・労働問題
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設立以来の主な活動実績 |
2002年
6月 福岡中央市民センターにて「ホームレス支援機構福岡すまいの会」が発足 7月 既存のホームレス支援団体「おにぎりの会」「衣類バンク」や「医療相談」活動に参加、ホームレスの現状把握とホームレス及び各団体との信頼関係を築く 10月 博多区千代町に「シェルター」開設(借家)シェルターの活用により、数人の自立支援に成功。無償の「保証人」活動開始 2003年 12月 「NPO法人 ホームレス支援機構福岡すまいの会」法人登記完了 2004年 3月 サポートホーム「福寿荘(借家)」を東区香住ヶ丘に開設 4月 博多区博多駅東に「就労支援センター」開設、同所に事務局移転 6月 福岡市との協働(ホームレス自立支援モデル事業)開始 12月 NPO法人 福岡すまいの会に名称変更、登記完了 2005年 10月 博多区博多駅東に「女性自立支援センター」開設 2007年 4月 サポートホーム「和白」開設 2009年 10月 福岡市就労自立支援センター 業務受託 11月業務開始 2010年 4月 福岡市就労自立支援事業(アセスメントセンター) 受託 2011年 7月 障がい者グループホーム ソレイユ 開設 2015年 9月 喫茶昭和じかん開店 10月 支援対象を「ホームレスをはじめとする生活困窮者または障がい者」とする定款変更 2017年 3月 本部事務所を博多区空港前に移転 2018年 2月 福岡県より、住宅セーフティネット法に基づく居住支援法人として指定される 2020年 5月 福岡市就労自立支援センターを小規模施設として市内3箇所に分割移転 2021年 5月 グループホームソレイユを事業廃止 2023年 6月 サポートホームのため城南区に物件(アパート)を購入・改装を終了 |
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団体の目的
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【団体の目的】
この法人はホームレスを初めとする生活困窮者または障がい者に対して、居住を支援しまたは自立させるために必要な事業を行い公共の福祉に寄与することを目的とする。(定款3条) |
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団体の活動・業務
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【団体の主な活動・業務】
1.生活困窮者の自立のための就労支援事業 福岡市就労自立支援センター業務を受託。元ホームレス状態を初めとする生活困窮者の方に一時的な居住場所、食事、日用品等を提供し、3か月(最大延長半年)の間に、就職のためのアドバイスと就労自立までの支援を行います。(センター累計634人・平成27年度まで) 2.生活困窮者の自立のための生活支援事業 サポートホーム(サブリースのアパート)入居者や居宅で生活されている被保証人の方への家庭訪問やレクリエーション活動をすることなどにより、孤立・孤独を防ぐ活動を行います。 また、病院同行、老人ホーム転居の相談、逝去後のお部屋の処分等、多岐に渡る支援をしています。 (累計200人以上) 3.生活困窮者の自立のための諸相談業務事業 生活困窮状態の方からWEBや電話、メールを通じて相談をお受けしています(年間100件以上)。 自立生活のためには、抱えている問題を整理し、住所を定め、各種行政サービスを受けることが必要です。行政の制度等の案内や、自立生活への障害となっていることへの相談を行っています。 また、誰でも入りやすい地域スペースとして、喫茶昭和じかんなどの新しい試みを展開しています。 なお、地域生活移行後も継続的な相談支援を実施しています。 4.障がい者グループホーム運営 ホームレスである如何に関わらず、日常生活支援のグループホームを運営し、障がいを持たれた方の生活の支援をします。(定員7名) |
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現在特に力を入れていること |
路上生活や、ホームレス状態という「見えやすい」問題だけでなく、低年金、社会的孤立、ネットカフェや図書館等を利用する若年ホームレスなど、「見えにくい」生活困窮の問題に対してどうアプローチしていくかについて、試験的試みを展開しています。
WEB相談、電話相談等の体制づくりや、地域に溶け込むカフェの運営などです。 また、住まいを得てからの長期的な見守り支援について、継続的に取り組みを続けています。これまでの活動を元に、安定的な仕組みを作ることを検討しています。 更に就労支援において、その前段階としての抱えている問題の把握に力を入れ、特に発達障がい、精神障がいの発見・認知や、手帳の取得といったサポートに力を入れています。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
当会が解決を目指した「ホームレス状態」という課題については、福岡市内で最大1200人を超えていたホームレス状態の方が平成27年度集計では、183名まで減少しています。一方で、当会への相談数は全く変わらず、長期路上生活とは違う、「見えないホームレス化」の問題へとシフトしています。当会では、ホームレス状態の解消の一方で、格差・生活困窮の問題はなお一層深刻度を増していると考え、待ちの相談支援だけでなく、積極的に相談のニーズを拾える方法を模索しています。
2020年からのコロナ禍の中で、相談数は微増にとどまったものの、多額の貸付を受けている困窮者が急増している。また、住居を維持したまま生活不能になる、病院に入院したまま帰り先がなくなるなど、多様なニーズが現れている。なお、10代の若者のケースに年5件程度対応するようになり、単独の団体で対応できない問題に他団体と連携して対応するようになっている。 さらに、就労率は下がっており、段階的な就労が必要なケースが増加している。そのため、企業にもご理解を頂きながら体験を行うなど、多様な支援を作るための連携が求められていると考えている。 |
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定期刊行物 |
なし
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
2004年福岡市協働「ホームレス自立支援事業」 補助金(第一期~第六期)
2007年九州労金 NPO助成制度 2009年福岡市協働「緊急住居支援事業」 補助金(第一期~第二期) 2010年JR九州「新・博多駅のタイル画大募集!」参加費寄付先決定 2016年公益財団法人 社会貢献支援財団 第47回社会貢献者表彰受賞 2016年三井住友銀行ボランティア基金 事業助成 2017年JT NPO助成事業 「喫茶昭和じかん」事業助成 2018年~2024年 国土交通省 居住支援法人活動支援事業 補助金 2021年福岡県共同募金会『いのちをつなぐ支援活動を応援!~支える人を支えよう~』助成 2023年福岡市生活困窮者支援活動事業費補助 |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
福岡県ホームレス自立支援推進協議会への継続参加
福岡市ホームレス自立支援推進協議会への継続参加 NPO法人 ウェルビーイングとの協働事業(歯科健康相談)を毎年実施 福岡県弁護士会と連携(法律相談会) 2017年 福岡市社会福祉協議会 空き家対策検討会議 参加 2017年 福岡県共同募金会 赤い羽根共同募金 テーマ型募金対象 貧困支援ネットワーク福岡 参加 2018年 同上 2021年 日本NPO学会第23回研究大会 一般パネル共同発表”NPOのビジネス志向と倫理” |
企業・団体との協働・共同研究の実績 |
2022年~ 株式会社博運社との間で就労体験プログラムを開始
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行政との協働(委託事業など)の実績 |
2009年 福岡市就労自立支援センター 委託事業受託(第一期~第三期)
2010年 福岡市就労自立支援事業(アセスメントセンター)委託事業受託 2018年 福岡県より住宅確保要配慮者居住支援法人として指定 2019年 福岡県/福岡市居住支援法人連絡協議会 参加 |