ピア・サポートセンターおかやま(任意団体)

基礎情報

団体ID

1823531155

法人の種類

任意団体

団体名(法人名称)

ピア・サポートセンターおかやま

団体名ふりがな

ぴあさぽーとせんたーおかやま

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

 1980年代にピアカウンセリングに関心をもった森定薫(社会福祉士、障害者ピアサポート研修(基礎研修及び専門研修)修了」が1990年日本福祉大学入学当初から実践準備をはじめ、1993年からピア・サポート実践を開始した。その後、岡山県青少年相談員としてピア・サポート実践をした。その実践の萌芽的報告は、1996年11月特別なニーズ教育とインテグレーション学会於東京学芸大学(現日本特別ニーズ教育学会)で研究発表されている。
 その後、多岐にわたる研究、実践、報告を経て、2005年8月14日にソーシャルワーク機能をもたせ設立したピア・サポートセンターの団体の1つ。ソーシャルワークは一括し総合的にピア・サポートセンター事務局が担っています。
 学齢期及び青年期の「特別教育的ニーズ」(例えば発達障がい、不安障害・適応障害・パニック障害など)を抱えながら、学校・社会で生活している人を当事者も含めて多くの経験者らがサポートしています。ピア・サポートとは当事者同士の支え合いです。当事者こそ何よりの支援者になることができます。精神疾患(障害)をもつ人などへの専門的な支援体制はPSC事務局が担っています。
特に近年は学校卒業後の支援に力を入れています。
 現在、メールと手紙によるサポートを主に展開しています。
なお、主宰の木口雅文、森定薫らは、リストカット、不登校、薬物過剰摂取、発達障がい、適応障害などを専門的にサポートした実績があります。同時に前述のニーズをもつ児童らと共に、実践報告も日本特別ニーズ教育学会(最近では2010年岡山大学)や専門誌(SNEジャーナル17号など)マスコミなどを通して積極的に報告しています。
 各相談業(併設:ピア・サポートセンター事務局付属社会福祉士無料相談所)も実施しています【要予約】。
 学校教育と障がい者分野におけるピア・サポートを専門職(スペシャリスト)として先行実践している団体でもある。

代表者役職

センター長

代表者氏名

木口 雅文

代表者氏名ふりがな

きぐち まさふみ

代表者兼職

岡山県私立高等学校教諭

主たる事業所の所在地

郵便番号

716-0061

都道府県

岡山県

市区町村

高梁市落合町

市区町村ふりがな

たかはししおちあいちょう

詳細住所

阿部3484-4

詳細住所ふりがな

あべ

お問い合わせ用メールアドレス

psc_japan@yahoo.co.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

090-3881-5565

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~21時00分

連絡可能曜日

土 日

備考

連絡可能曜日:まずは電子メールで連絡をください。

FAX番号

FAX番号

0866-22-6525

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~21時00分

連絡可能曜日

月 土 日

備考

連絡可能曜日:まずは電子メールで連絡をください。

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2005年8月14日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

岡山県

最新決算総額

100万円未満

役員数・職員数合計

20名

所轄官庁

岡山県

所轄官庁局課名

高梁市社会福祉協議会 ゆうあいセンター登録機関
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、青少年、障がい者、高齢者、在日外国人・留学生、福祉、保健・医療、教育・学習支援、地域・まちづくり、災害救援、地域安全、人権・平和、男女共同参画、就労支援・労働問題、行政への改策提言、学術研究(文学、哲学、教育学、心理学、社会学、史学)、学術研究(複合領域分野、その他)、その他

設立以来の主な活動実績

1.土曜、日曜、祝祭日が3日以上続く場合、長期休暇中の24時間電話相談 2.24時間メールを用いた相談 3.面接相談事業 4.「患者の立場からの薬物療法・薬の種類と使い方について」NPO全国パニック障害の会五十嵐容子氏(中京大学文化交流市民会館(2007.9.30)後援 5.虐待やDVなど相談時における危機介入。 6.特別教育的ニーズをもつ青少年への定期的な居場所の提供(愛知県東浦町2008年) 7.愛知県東海市民大学 平成嚶鳴館「心の病について考える」森定薫 8.防犯パトロール(愛知県東浦町内2008-2010)9.『特別な教育的ニーズを持っていた生徒への学校教育終了後の支援について-ピア・サポートセンターの取り組みから-』「福祉研究NO.100」日本福祉大学社会福祉学会編、雑誌『健康』(2008)等の研究事業および社会啓蒙活動 10.緊急時等の訪問支援の実施(必要時)11.ピア・カウンセラーの養成(希望者)。12.通院・外出等の支援(愛知県東浦町:無料送迎) 13.精神科救急医療機関との休日夜間の受診調整(愛知県東浦町) 14.農業体験を通してのふれあい事業 木口雅文(2008~随時) 15.インターネット、無料動画提供サービスを用いた情報提供 16.災害支援活動(鳥取県中部地震、島根県地震、平成30年度7月豪雨など) 17.障害福祉分野におけるピアサポーター支援 18.あいサポーター養成研修 18.友愛訪問 19.多彩なボランティア活動への参加 20.障害サービスが未整備の部分をインフォーマル支援 21.新型肺炎コロナ感染症支援 22.独居、障がい者への生活環境支援(最小限の雑木伐採、草刈りなど)

団体の目的
(定款に記載された目的)

児童期、青年期において修学上の困難を有する人や学校教育修了後に生活上の困難や支障を抱えた人(障がい者や精神疾患をもつ人等)に対して次の事業を提供することが目的です。1.関係機関との連携や調整(コンサルテーションも行います) 2.ピア・カウンセリング(面接・グループ・メール・手紙相談等) 3.各情報提供 医療、福祉、教育、就労、自助グループの紹介等 4.ピア・カウンセラーの研修 5.ピア・トレーナー、ピア・サポーターの養成 6.居場所や交流会の企画 7.病院や相談機関への同行(一部可能、NPO等連携あり) 8.緊急時のトリアージ機能及び可能な範囲での危機介入を実践 9.各種研究会への講師等の派遣(愛知県内はボランティアで対応) 10.障がいを持つ人にとどまらず、さまざまな差別の除去や啓蒙活動 11.セクシャルハラスメント、DV、ひきこもろり、パワーハラスメントの相談 12.その他ピア・サポートセンター運営に関すること

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

1.関係機関との連携や調整(コンサルテーションも行います) 2.ピア・カウンセリング(面接・グループメール・手紙相談など) 3. .各情報提供 医療、福祉、教育、就労、自助グループの紹介等 4.ピア・カウンセラーの研修 5.ピア・トレーナーの養成 6.居場所や交流会の企画 7.病院や相談機関への同行(一部可能、NPO等連携あり) 8.緊急時のトリアージ機能及び可能な範囲での危機介入を実践 9.各種研究会への講師等の派遣(愛知県内はボランティアで対応) 10.障がいを持つ人にとどまらず、さまざまな差別の除去や啓蒙活動 11.セクシャルハラスメント、パワーハラスメントの相談 12.その他ピア・サポートセンター運営に関すること 13.無料送迎事業(他の交通手段の利用が困難な場合等、要相談) 14.災害支援業務 15.各種ボランティアへの積極的な参加

現在特に力を入れていること

1「特別教育ニーズを持つ青少年へのピア・サポート」
2「虐待・被虐待児の発見および速やかな通報」(危機介入)
3危機介入対応ができるピア・サポートセンターの運営
4他機関連携。
5精神疾患をもつ人へのピア・サポートおよび、社会福祉従事者向けの研修(特にパニック症領域を中心として)
6.PSC事務局には専任の社会福祉士が各相談業務を専門家として受け付けています。

今後の活動の方向性・ビジョン

 障がいの有無に関係なく、学校卒業後の発達保障や社会への適応の支援を中心に「全ての人へのピア・サポート実践」を目指しています。各自のライフステージに即応した助け合いを目指します。

定期刊行物

ピア・サポートセンターだより(ネット配信)
ブランチでは、冊子の発行をしている(不定期刊行)

団体の備考

社会貢献 研究
1
当事者としてSNE学会に参加して
森定 かおる
SNEジャーナル 2(1), 129-133, 1997-03
2
単位制・定時制高校における特別な教育的ニーズを有する生徒へのピア・サポートの実践 : 当事者がピア・サポーターに成長する可能性を探る
森定 薫
東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 26, 73-86, 2002-03
3
特別な教育的ニーズ(SEN)とピア・サポート--経験の類似性・同世代性・訓練の度合い
森定 薫 , 戸田 有一
SNEジャーナル 8(1), 99-117, 2002-10
4
教師と関連専門職による連携・協同の実践と課題:-特別ニーズ教育の視点から-
高橋 智 , 大谷 佳子 , 森定 薫 , 猪狩 恵美子
日本教師教育学会年報 11(0), 169-174, 2002
5
特別な教育的ニーズを持つ生徒へのピア・サポート
森定 薫
『21世紀の社会福祉実践 何を守り、何を切り拓くのか 下巻』,163-172,2003.あけび書房.
6
パニック障害当事者と就労について-学校教育から社会への移行もふくめて
森定 薫
福祉研究 (94), 1-7, 2006
7
特別な教育的ニーズをもつ当事者によるピア・サポートの実践
森定薫
『テキスト特別ニーズ教育』日本特別ニーズ教育学会編 荒川 智/高橋 智編集代表.3章7節担当.2007.ミネルヴァ書房.
8
特別な教育的ニーズを持っていた生徒への学校教育修了後の支援について : ピア・サポートセンターの取り組みから
森定 薫
福祉研究 (100), 177-181, 2009
9
不良少女の手記から学ぶ : 13,000字の少女の手記を通して (第16回研究大会(岡山)課題研究報告)
西山 千明 , 木口 雅文 , 森定 薫
SNEジャーナル 17(1), 87-104, 2011-11
10
当事者組織による「ひきこもり・リストカット・DV・虐待」等の相談活動と支援 (特集 「不適応・二次障害」と発達支援)
森定 薫 , 木口 雅文 , 平松 未帆
SNEジャーナル 18(1), 35-59, 2012-10
11
パニック障害・発達障害と就労について : 当事者の実践報告
森定 薫 , 河合 宏
福祉研究 (105), 85-93, 2013
(日本福祉大学 社会福祉学会 慈昭館賞受賞)
12
パニック症患者当事者の視座からの考察 : ピア・サポート実践からの報告
森定薫、五十嵐容子
福祉研究第109号(共著) 2015.
13
パニック症と育児について : 当事者からの事例報告
森定薫、五十嵐容子、五十嵐琴江
福祉研究第109号(共著) 2016.
14
当事者の特別ニーズとピアサポート : 不登校、不適応、被虐待、精神障害、ヤングケアラー問題等のピアサポートを長らく開拓してきた当事者の立場から
日本特別ニーズ教育学会『SNEジャーナル』編集委員会 編 28 (1), 63-75, 2022-10
その他、
かんかんがくがく 心身症患者のひとりごと
森定 薫 高校のひろば (24) 1997
朝日新聞、山陽新聞、日本海新聞、日本教育新聞等の取材、掲載多数あり。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

愛知県 東浦町社会福祉協議会(助成金)
東海市平成嚶鳴館「心の病について考える」などの啓蒙活動及び社会教育(生涯教育)事業展開をさせていただく。
メディアスFM「心の病について考える」(30分番組)の制作。
日本福祉大学、日本福祉大学社会福祉学会 慈昭館賞(学術奨励金)
はるみ理容所(ノートパソコン)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

NPO法人全国パニック障害の会のピア・カウンセラーとの連携。
日本特別ニーズ教育学会での課題研究

企業・団体との協働・共同研究の実績

ピア・サポートに関する情報提供、ピア・サポーター派遣、新規ピア・サポート立ち上げ機関への支援など

行政との協働(委託事業など)の実績

愛知県東浦町社会福祉協議会との協働では、該当地域における24時間障がい者支援及び危機介入時の初動対応、地域における重度重複障がい者1人暮らしの実現、地域の理解、就労移行までの流れを協働実践し数人ではあるが地域自立を達成した実績がある。
ピア・サポートセンター事務局は岡山県高梁市。