事業成果物名 |
2010年度 内航船ディーゼル主機関の排熱を利用した主機燃料油加熱システム技術開発成果報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
内航船ディーゼル主機関の排熱を利用した主機燃料油加熱システムに関する技術開発 2.目的 内航船用の燃料油を適正粘度とするには加熱する必要があり、大型内航船では蒸気ボイラー、熱媒体ボイラー等で加熱しているのに対して、499GT型以下の小型内航貨物船ではこうした機器の据付がスペース的に難しく、電気ヒーターで加熱を行っている。499GTの貨物船の例では、燃料油加熱用に33kWもの電力が消費されている。 そこで、小型内航船にも設置可能な主機関の排熱を利用した燃料油加熱システムを開発し、CO2削減に貢献する。 3.事業内容 本事業は、主機関の排熱を利用した燃料油加熱システムを開発するもので、具体的には以下を実施する。 1 技術調査と計画 1-1 内航船の現状調査 内航船の燃料油供給システムの現状と加熱条件を調査する。 1-2 ディーゼル機関の発熱量の調査 対象とする機関の発熱温度、発熱量、排熱量を調査する。 1-3 実用化試験装置の計画 実物大の加熱装置と模擬試験装置の計画を立てる。 2 実用化試験装置の詳細設計及び製作 2-1 実用化試験装置の詳細設計 2-2 実用化試験装置の製作組立 3 実用化試験 実用化試験装置のテスト運転とデータ収集を行う。 4 装置設計による機関室配置検証 4-1 499GT型貨物船に対応した装置設計 3の試験データを分析し、499GT内航貨物船に対応した主機燃料油加熱システムを設計する。 4-2 機関室配置設計による検証 機関室内配置を検討し、本開発品の搭載可能性を検証する。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |