事業成果物名

2010年度 コンテナ型常用発電機装置の技術開発成果報告書

団体名

事業成果物概要

1.事業名
 コンテナ型常用発電機装置の技術開発

2.目的
 現在、内航コンテナ船では、冷凍コンテナの輸送需要が著しく増加してきており、船内の電力不足が原因ですべての冷凍コンテナを搬送できず、積み残すことが増えてきている。
 そこで本事業は、船内供給電力を増強するために、デッキ上に搭載可能なコンテナと同様な大きさのオンデッキ型常用発電機ユニットを開発し、内航コンテナ船の積載貨物の変化に応じた効率的な運航及びモーダルシフトの推進等に寄与することを目的としたものである。

3.事業内容
 本事業は、コンテナ型常用発電機装置を、平成21年度と平成22年度の2年間で開発するもので、2年目では具体的には以下を実施する。

1)陸上試験基本計画作成
 実船試験を行う前に陸上で行っておくべき試験内容を検討し、詳細な陸上試験方案を作成する。
 また、陸上試験としての機器配置、傾斜架台、試験用設備の取付方法の検討を行う。
 合わせて、諸管および電路系統の検討を行う。
2)陸上試験に関わる詳細設計
 架台、陸上試験用機器配置、取付、諸管および電路系統等の詳細設計を行う。
3)陸上試験に関わる製作
 陸上試験用架台工事、試験設備用架台等の一般工事、電気工事、配管工事および塗装工事を行う。
4)陸上試験
 試験内容は、温度試験、振動・騒音試験、傾斜試験、強度・風雨密試験および他の発電機を想定した並列運転試験等を実施する。
5)実船試験
 陸上試験終了後、コンテナ型常用発電機装置を搭載可能とするための既存船追装工事を実施後、コンテナ型常用発電機装置を搭載、公的機関立会のもと負荷試験を行う。
 さらに、実運航にてコンテナ型常用発電機装置を運転し、問題なく稼動することを確認する。

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

2010年度 コンテナ型常用発電機装置の技術開発成果報告書

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