事業成果物名

NPO法人発達わんぱく会 2011年度 発達障がい児の早期発見 「わが子の困り感に親が気付く」 「子育てカフェテリア」「子どもの創作教室」 パンフレット

団体名

事業成果物概要

事業内容:                

魅力のある「困り感の気づきの場」を定期的に開催し、多くの親に参加してもらいました。
 「子育てカフェテリア」では、年齢の近い幼児の親が集まり、親同士の活動を通して、子育ての大変さを再認識し、親はわが子の「困り感」に気づきます。また、同じように「困り感」を持つ子どもを育てる親同士が、いつでも相談できる仲間として地域コミュニティを作られるように、十分に配慮された環境を用意します。
 同じ時間に別会場行われる「こどもの創作教室」では、子ども同士の遊びの中で、発達障害の特性である社会性の困難さや発達のゆがみが浮き彫りになり、スタッフは「困り感」に気づき、それを親の気持ちに寄り添いながら、親が受け入れられるように、丁寧なサポートをします。
 
時期:毎月2-3回、年間合計24回(「子育てカフェテリア」・「こどもの創作教室」それぞれ24回)
時間:第1/3/5水曜日 10:30-12:00
参加定員:毎回10家族           
場所:「子育てカフェテリア」 :浦安市総合福祉センター2階
「こどもの創作教室」 :こころとことばの教室こっこ
内容:添付のパンフレットを参照


事業目標の達成状況:        

発達障害は、「できるだけ早期に発達支援を行うことが特に重要である」といわれています。早期に適切な療育をうければ、健全に発達して自立した生活を送ることが可能です。一方早期介入を怠ると、ことばや社会性の発達が遅れるばかりか、虐待・いじめ・不登校・引きこもりなどの社会問題の発生要因となります。
しかし、幼児期に療育を受ける子どもの数は非常に少ないのが現状です。原因は、一つは療育施設の不足、もう一つは療育ニーズの潜在化です。療育ニーズの潜在化は、子どもが発達障害であるということに、親が「気付かない」「受け入れられない」「今は困っていない」ことにより発生します。わが子の困り感に親が気づき、受容し、将来のために療育を受けさせようと思うことが、発達障害のある子どもの健全な発達につながります。

発達障がい児は、1歳半・3歳児検診や幼稚園・保育所において専門家が発見します。しかし、発達障害は親からは認識されにくく、また親が素直に受け入れることが難しいと言われています。というのも、発達障害の特性は、どの子どももある程度持っているものであり、また就学前においては勉強や集団生活の機会が少ないため、子どもの困り感に親が気付かない為です。そこで浦安市は、健康増進課の実施する育児相談や、浦安市こども発達センターを「困り感の気づきの場」としますが、そこに参加する親はまだまだ少なく、結果的に療育を受けている幼児は、全体の1-2割程度と試算されます。

本事業は、親が通いたいと思うような魅力的な「困り感の気づきの場」を提供することで、まだ早期療育を受けていない発達障がい児を早期発見し、支援の手を差し伸べることを目的とします。

本事業は年間を通して24回開催し、31組の親子が、延べ108回参加しました。そして、「わが子の困り感に親が気付く」場として、多くの親がわが子の困り感に気付き、それを受け入れる過程を経ました。

助成機関

事業成果物種類

パンフレット

事業成果物

事業成果物名

パンフレット7種

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