事業成果物名

平成24年度 新しい公共支援事業に関する実績報告

団体名

事業成果物概要

平成24年度 新しい公共支援事業に関する実績報告
「越前市大滝地区小水力利用モデル事業」
NPO森のエネルギーフォーラムと福井県が中心となり、越前市大滝地区の住民や有志等で構成される「大滝小水力利用協議会」を設立し、地元の岡本砂防ダムにおける小水力発電設備の導入をモデルとした地域活性化策について検討を行い、地元住民の合意形成を経て、先進事例の実現へとつなげる。

1.地域活性化にも資する小水力発電利用モデルの考案

考案① 地区の街灯への利用、または収益充当
    ・過去の街灯用電気料金を参考に試算。
考案② 全量売電
    ・平成24年11月~12月の実証実験結果により年間の発電量を予測。
     発電量予測により収益算定。(187万円/1年間。夏季を除く約8カ月
     間での売電を見込む。)
考案③ 集中豪雨やゲリラ豪雨など防災の視点から砂防ダムに気象レーダーと気象観測センサーと連動させた警報システムの導入
    ・発電と防災の両面から考案する。

2.地域住民の合意形成・事業計画の立案

【事項1:大滝小水力利用協議会 設立】
○ 方 法:平成24年4月20日、「大滝小水力利用協議会(仮称)」設立準備会議を実施。(参加者:大滝区役員、 受託者)
○ 経 過:協議会の参集範囲、人選を審議。(別添資料参照) 越前市今立総合支所、越前市環境政策課打合せ、福井県環境政策課打合せ、NPO内部の調整などを経た。
○ 実 績:平成24年5月29日、「大滝小水力利用協議会設立」

【事項2:先進地視察(富山県 土遊野小水力発電所、常西公園小水力発電ほか)】
○ 方 法:大滝地区役員と調整し、富山県を視察先に選定。
○ 経 過:富山国際大学 上坂教授の指導、仲介により、土遊野、常西公園等の小水力発電所を選定。
○ 実 績:平成24年6月10日、富山県先進地視察。

【事項3:検討会の開催】
○ 実 績:平成24年5月29日、第1回検討会(岡本公民館)
     平成24年7月10日、第2回検討会(大滝公民館)
     平成24年9月18日、第3回検討会(大滝公民館)
     平成25年3月13日、第4回検討会(大滝公民館)

3 シンポジウムの開催
①平成24年15月29日:上坂博亨氏(富山国際大学教授、富山小水力利用推進協議会会長)
②平成24年11月10日:牛山 泉 氏(足利工業大学学長、英国風車・水車保存協会終身会員)、山根健司氏(山水設計コンサルタント代表)、子ども対象のワークショップ(岡本公民館協働):講師中島洋治郎氏(マイクロ水車開発者)
③平成25年12月17日:田中 優 氏(未来バンク理事長、ap bank顧問)

4 情報提供の実施
・ 大滝小水力利用協議会HPを立上げ、フェイスブックにも同時に情報提供。
・ 福井小水力利用推進協議会理事になり、県内各地域での小水力推進に向けた取組みに対し情報提供を行う。
・ 1市町1エネおこし事業「ふくいまち・エネおこしネット協議会」や中部7県で活動するEPO中部(中部環境パートナーシップオフィス)の研究会で、本事業の取組状況を発表し、情報を提供。
・ 越前市商工会議所主催講演会『小水力発電の現状と課題、再生可能エネルギーの展望について』講演を行った。

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

平成24年度 新しい公共の場づくりのためのモデル事業実績報告書

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事業成果物名

平成24年度 新しい公共支援事業に関する実績報告書 表紙

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事業成果物名

平成24年度 新しい公共の場づくりモデル事業実績報告書概要版

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事業成果物名

大滝小水力利用協議会フェイスブック

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事業成果物名

大滝小水力利用協議会

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