事業成果物名 |
平成25年度 高圧高信頼性ロータリーベーン式舵取機の技術開発成果報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
高圧高信頼性ロータリーベーン式舵取機の技術開発 2.目的 船舶の操舵機の分野において、大舵角が確保でき、据付け面積の少ない、ロータリーベーン式舵取機が注目されているが、シールの性能等もあり、現状の作動油圧は8.0MPaとなっている。これを15.0MPaに高め、更に装置の小型化を図るため、高圧に対応したシール材や、チャタリングを防止する制御装置等の研究を行い、高圧高信頼性の舵取機を開発するものである。これにより、船内スペースの有効利用や舵取機システムの省資源、省エネルギーに寄与するのみならず、艤装の工数削減に寄与できるものである。 3.事業内容 本事業は、平成24年度と25年度の2年間で行うもので、最終年度の25年度は以下を実施する。 平成25年度の事業内容 1)試験方案の作成 負荷試験装置により各種ケースの負荷変動モードを設定、調製しつつ負荷運転を行い、その諸定数を反映しながら、負荷試験及び耐久試験の試験方案を作成する。 また、期央において、上期で取得したデータを基に試験方案の見直しを行い、下期試験に備える。 2)負荷試験 平成24年度に製作した、高圧高信頼性ロータリーベーン式舵取機と新型の負荷試験装置を接続し、実船試験に近い負荷をかけた試験を行い、動作確認を行う。 3)耐久試験 負荷試験で動作の確認が取れた後、本高圧高信頼性ロータリーベーン式舵取機の要であるシール性能を確認することと、装置全体の信頼性を確認するために、約7か月耐久試験を行う。なお、シール性能を確認するために、各種高圧シールの色彩を変え、摩耗量を判別できるように考慮する。 4)総合評価と報告書の作成 負荷試験及び耐久試験の結果と、平成24年度の成果を盛り込んだ、本事業全体の報告書を作成する。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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