事業成果物名 |
平成25年度 排熱回収型サイレンサに関する技術開発(実船搭載試験)成果報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
排熱回収型サイレンサに関する技術開発(実船搭載試験) 2.目的 貨物船においては、停泊中は発電機関を運転しているが、その排熱は利用されていないため、発電機関用のサイレンサに熱回収機能を付加した新型のサイレンサの開発を平成22、23年度の2年計画で実施した。この度、船社の協力を得て実船実験の目途が立ったため、2年間で実船実験を実施し、既存蒸気系との適合性、搭載方法、省エネ効果等を検証し、運航コストの削減やGHG排出削減への貢献を目指し、商品化と実用化を図るものである。 3.事業内容 本事業は、平成24年度と25年度の2年間で行うもので、最終年度の25年度は以下を実施する。 平成25年度の事業内容 1)排熱回収型サイレンサ及び関連機器の搭載 前年度製作の排熱回収型サイレンサを対象船に搭載する。また、船内に関連機器を据付、配管、配線および測定機器等の設置工事を行う。 2)実船搭載試験 対象船により諸試験実施し、排熱回収型サイレンサを稼働させ、既存蒸気系への適合性(共用機器の制御性や補助ボイラとの協調運転の容易性など)を詳細に調べるとともに、性能数値目標(蒸気生成量:発電機関1基当たり、100kg/h、合計減衰量:15dB(A)以上、圧力損失:1.5kPa(150mmAq)以下)、が達成されていることを確認する。就航後においても、乗組員による試験データの収集も視野に入れる。これらの試験を通して、改良点の抽出を行う。 3)実用排熱回収型サイレンサの設計 抽出した改良点を考慮し、蒸気生成量100kg/hの実用プロトタイプ排熱回収型サイレンサの設計を完成させる。 4)総合評価と成果報告書 2年間に亘る事業内容を総合評価するとともに、それらを成果報告書としてまとめる。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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