事業成果物名 |
平成28年度 複合材料製ポンプ(インペラー及びケーシング)についての技術開発 成果報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
複合材料製ポンプ(インペラー及びケーシング)についての技術開発 2.目的 舶用ポンプのインペラやケーシングの材料は、一般的に青銅鋳物製であるが、ポンプ効率の向上及び軽量化を図るため複合材料(FRP)製ポンプの開発を行う。このため、平成26年度FS事業で調査した結果、渦巻きポンプ材料に求められる最適な繊維と樹脂の組合せや成形方法等で複合材料(FRP)製ポンプの開発が実現可能であることが分かった。そこで、口径40の横型渦巻きポンプと口径200の立型渦巻きポンプの試作機を製作し、青銅鋳物製のポンプと比較してポンプ効率を2%以上向上させつつ、ポンプ重量を40%以上軽減でき、従って、メンテナンスも容易な複合材料(FRP)製ポンプ(インペラ及びケーシング)の開発を平成27、28年度の2年計画で行うものである。 3.事業内容 銅資源に依存せずに舶用製品の安定的供給を図るため、複合材料製(FRP等)の軽量かつ高効率なポンプを開発する。本事業は、平成27年度と28年度の2年計画で行うもので、2年目の28年度は以下を実施した。 1)横型渦巻ポンプのモデル機の設計、試作、検証 平成27年度に設計した横型渦巻ポンプを試作した。モデル機の成形後のインペラーとケーシングの機械的・物理的性能を検証した。 2)立型渦巻ポンプのモデル機の設計、試作、検証 2D-CAD、3D-CADで部品図を作成し、流体解析等の数値解析を実施した。性能及び構造に問題ない事を確認した上で、モデル機を試作した。 3)性能試験 横型渦巻ポンプと立型渦巻ポンプのモデル機の性能試験(流量、揚程、電力の計測)を行い評価した。また、継続試験を行い耐久性を確認した。 4)報告書作成 開発成果に関する報告書を作成した。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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