事業成果物名 |
2007年度次世代LNG舶用超高圧給水ポンプ設備の技術開発報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
「助成事業の概要」
1.事業名 次世代LNG舶用超高圧給水ポンプ設備の技術開発 2.目的 LNG船の主機はほぼ蒸気タービンが採用されているが、最近はデュアル燃料ディーゼルエンジンを採用した電気推進機関や再液化装置を搭載した油焚きディーゼルエンジンが建造されはじめている。しかしメンテナンス等の理由により、蒸気タービン船の燃費が15%改善できれば採用したいという船主の要求も強い。そこで、蒸気タービン主機を高温高圧化することで15%程度の効率アップは可能であり、その実現に不可欠な次世代型の超高圧ボイラ給水ポンプを開発するものである。現在、LNG船の主機蒸気タービンは日本のメーカが寡占しており、LNG船主機市場における日本の舶用工業の優位性を確保するとともに、LNG船市場における日本の韓国等に対する優位性を強化することに寄与するものである。 3.事業内容 超高圧ボイラ給水ポンプを1年で開発するもので、具体的には以下を実施する。 (1)開発仕様の検討 (2)超高圧給水ポンプ試作機の設計 a.ポンプケーシングの設計 b.高速回転 c.軸封装置 d.スラストバランス (3)増速機試作機の設計 従来のLNG船では給水ポンプは蒸気タービン直結であったが、電動機駆動のため 増速機が新たに必要となるため、これを設計する。 (4)ポンプ及び増速機の試作 超高圧ボイラ給水ポンプ、増速機、を試作する。 (5)試験及び評価 試作した機器を組み合わせ、工場内で試験し、評価を行う。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |