事業成果物名 |
2007年度小型予圧式新形状羽根ポンプに関する技術開発報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
「助成事業の概要」
1.事業名 小型予圧式新形状羽根ポンプに関する技術開発 2.目的 船舶に搭載される機器は、据付面積の節減と艤装工数の削減、更にメンテナンスの容易さも加味した、軽量コンパクトな製品が求められており、ポンプについても同様である。ポンプでは高速回転によって小型化を計ることができるが、高速回転することにより、キャビテーションが発生して吸込み性能が劣化するため、高速化できない状況にある。 本事業では、ポンプ内に予圧部を設け、キャビテーションにおいても揚水を可能とし、また、新形状羽根車を採用してポンプの高速化を実現する。この技術は、ポンプ全般に広範囲に応用でき、ポンプの小型軽量化により、機関室のレイアウト設計の自由度が増し、経済的な効果を得ると共に、造船関連技術の向上に資する。 3.事業内容 本事業は、平成18年度と平成19年度の2年間にわたり実施するもので、初年度に引続き、予圧式新形状羽根車を採用した復水ポンプの開発を行う。 (1)予圧部・新形状羽根車の改良 18年度に行った要素試験の結果を基に、予圧部・新形状羽根車それぞれを改良 設計・試作し、試験機で性能試験を行い、2次元羽根車との性能の比較評価をする。 (2)予圧部・新形状羽根車を組合せた新型ポンプの設計・製作 上記(1)の予圧部・新形状羽根車を組合せた新型ポンプを設計・試作する。 (3)総合評価 予圧部・新形状羽根を組合せ、新型ポンプとして全体の性能試験を行い、2次元 羽根車との性能の比較評価をする。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |