事業成果物名 |
平成30年度(2018年度)貨物運搬船(自動車専用船、コンテナ船等)の貨物が 受ける振動・傾斜他記録データをリアルタイム取得 するシステムの技術開発成果報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
貨物運搬船(自動車専用船、コンテナ船等)の貨物が 受ける振動・傾斜他記録データをリアルタイム取得 するシステムの技術開発 2.目的 船舶輸送中の振動・傾斜等により貨物に与える影響は大きい、特に自動車では表面上のキズ、凹みのみならず、サスペンション等機械部に与える影響は大きく、交通事故の要因にすらなり得る。そのため輸送状態を監視・記録する要求が荷主船主共に高まっている。 しかしながら現存する振動・傾斜記録装置の殆どは、数万円~数十万円し、取り付け取り外しや取扱の難しさから容易に使用できない。また単体での取り付け運搬になることからリアルタイムに状態を把握することができず、事故原因排除対策に至るまでには多くの時間とコストが掛かる。このためクレームの対応には多大なコストを掛けての対応を強いられる。 この課題解決は国際競争の中、日本企業の競争力維持に不可欠であり、安価で容易に輸送品質確保が可能なシステムの開発が急務である。 3.事業内容 本事業は、平成29年度~30年度の2年計画で行うもので、最終年度の30年度は以下を実施した。 1)データ収集/解析サーバーアプリケーション試作設計 平成29年度に検討した仕様を基に、データ収集アプリケーション・データ解析アプリケーション・システム制御設定アプリケーション・データ表示アプリケーションの試作設計を実施した。 2)実船実験 平成29年度に試作開発を実施した振動・傾斜記録装置および今年度の開発対象であるデータ収集/解析サーバーアプリケーションを貨物が受ける振動・傾斜他記録データをリアルタイム取得するシステム(以下システムと記載する)として構築し、自動車専用船にシステムを搭載しての実験を実施した。 3)システム評価結果 本実船でのシステム評価の測定時間をまとめた。 4)報告書の作成 開発成果に関する報告書を作成した。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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