事業成果物名 |
2021年度_JSMEA_小型内航タンカーの荷役における省力化と安全性向上のための集中荷役遠隔システムの技術開発成果報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
小型内航タンカーの荷役における省力化と安全性向上のための集中荷役遠隔システムの技術開発 2.目的 小型内航タンカーは少人数で運航していることから、荷役時の労務負荷が問題となっている。更に、船員不足によりさらなる負荷を強いられている。 これらの問題の解決を図るため荷役作業の遠隔操作システムを開発する。これは荷役ポンプと荷役弁を遠隔で操作し、バラストポンプ・喫水計・液面計・積付計算機などを連動させ通常4人で行う荷役を1人で行えるようにすることで、ヒューマンエラーを防止し、荷役作業を省力化することを目的とする。又、他機器との連携とISO19847/19848対応船内サーバーの搭載により、デジタルデータの総合的な分析・利用とデジタル機器点数の削減を目指す。これにより荷役作業に於ける必要人員の削減が可能となることで労務負荷・船員不足対策となり、小型内航タンカーの革新的な船員対策となる。 3.事業内容 本事業は、2021年度の1年計画で行うもので、以下を実施した。 1)荷役ポンプの遠隔操作、監視を行う制御装置とソフトウェア開発 運転の遠隔操作・運転時の負荷や状態監視を行う制御装置とソフトウェアを開発した。 2)荷役弁の開閉を操作、監視を行う制御装置とソフトウェア開発 荷役弁の開閉操作・監視を行うソフトウェアを開発した。 3)各機器連携・各種センサーの情報取り込み・分析・利用するソフトウェア開発 荷役ポンプ・荷役弁・喫水計・液面計・積付計算機・バラストポンプを連携させ、遠隔操作をするためのソフトウェアを開発した。 4)荷役事前計画と荷役の監視を行うソフトウェア開発と陸上監視システムの構築 1~3)のソフトウェアが完成した後に荷役の事前計画を行い、その通りに荷役ラインが接続され荷役が行われているか監視するソフトウェアを開発した。 5)報告書作成 実施内容を取りまとめた報告書を作成した。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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