特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク

基礎情報

団体ID

1709441727

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

シアター・アクセシビリティ・ネットワーク

団体名ふりがな

しあたーあくせしびりてぃねっとわーく

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

聴覚障害を持つ当事者が中心となって、演劇愛好者、手話関係者、演劇人とともに活動中です。
2014年度から、視覚障害の方へ、2018年度から盲ろう(視聴覚二重障害)の方へと広がっています。
演劇専門家とも協働を行い、より良い形を模索して活動しています。
毎冬にはシンポジウムを開催し、さまざまな立場からの意見交換を行っています。
2015年度英国視察ツアー、2015年度~2016年度舞台手話通訳カリキュラム作成委員会→2016年度養成講座開講。
2016年度観劇サポート支援推進提言委員会立ち上げ→2017年3月「多様な人々に開かれた、観劇サポートシステムの構築に向けた10の提言~聴覚障害者編~」発表。
2017年度聴覚障害者への観劇サービスのための研究、10月TA-netアクセス・コーディネーター養成講座開講。
2018年度~2019年度「舞台手話通訳養成講座」札幌・横浜・大阪・仙台・豊橋・福岡の6か所で開講。
2020年度以降、各地にて舞台手話通訳実践の機会をいただいております。
2022年度より文化庁の「障害者等による文化芸術活動推進事業」を受託中。
2023年度より「劇場をアクセシブルに」署名を展開中。2024年5月には21,000筆超。

代表者役職

理事長

代表者氏名

廣川 麻子

代表者氏名ふりがな

ひろかわ あさこ

代表者兼職

社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団員、国立大学法人東京大学先端科学技術研究センター 当事者研究分野熊谷研究室 ユーザーリサーチャー

主たる事業所の所在地

郵便番号

155-0033

都道府県

東京都

市区町村

世田谷区

市区町村ふりがな

せたがやく

詳細住所

代田3-5-29 ベルデュール代田305

詳細住所ふりがな

だいた べるでゅーるだいた

お問い合わせ用メールアドレス

info@ta-net.org

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

050-3605-4000

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

13時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

聴覚障害者のため連絡はメール優先となります。

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2012年12月24日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2013年7月29日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

東京都

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

11名

所轄官庁

東京都

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

障がい者

 

福祉、文化・芸術の振興、行政への改策提言

設立以来の主な活動実績

設立の経緯)廣川理事長の英国研修時の体験から、日本でも観劇サポートを広めたいと決意、演劇好きな聞こえない人と聞こえる人が集まり「みんなで一緒に舞台を楽しもう」を合言葉に活動をスタート。

代表の略歴)1994年日本ろう者劇団入団。 2009年9月~2010年9月ダスキン障害者リーダー育成海外派遣事業第29期生として英国の劇団を拠点に障害者の演劇活動をテーマに研修。 2012年12月に観劇支援団体「シアター・アクセシビリティ・ネットワーク」設立。 俳優、制作、ワークショップ、企画運営など演劇を中心とした活動を展開中。 平成27年度(第66回)芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(シンポジウム「より良い観劇システムの構築に向けて、今できること」ほかの活動)。
2016年12月第14回読売福祉文化賞(一般部門)をTA-netとして受賞。「NHKこども手話ウィークリー」、「NHKろうを生きる難聴を生きる」、朝日新聞「ひと」、沖縄県「アーツマネジメント講座2017」など全国各地で啓発活動を展開。文化庁文化審議会第15期文化政策部会舞台芸術ワーキンググループ専門委員。障害者文化芸術活動推進有識者会議(文化庁・厚生労働省)の構成員(2018-2019年度)。

主な活動実績)
2013年
1月 ブログ開設、情報発信開始
3月 演劇実験室万有引力でサポート開始
ネットワーキングのためのメールマガジン創刊
12月「情報アクセシビリティフォーラム」登壇(秋篠宮妃殿下ご臨席)
2013年12月→2015年3月 劇場2000か所・主催者100か所(⇒回収165件)、個人1000名(聴覚障害者400名、健聴者600名)への意識調査実施
2014年7月 アクセシビリティ公演情報サイトのリリース
2015年1月 観劇サポート支援モデル実施
3月 シンポジウム「より良い観劇システム構築のために、今できること」開催
4月「演劇・舞台における手話通訳養成カリキュラム研究委員会」スタート
文化審議会「文化芸術の振興に関する基本的な方針(第4次基本方針)」に関する意見提出
6月 アクセシビリティ公演情報に特化したメールマガジン発行開始
8月 英国視察ツアー実施
2016年
1月 視覚障がい者向け音声ガイド制作者育成講座の共催
2月 観劇支援システム研究会スタート
3月 芸団協「実演芸術団体における文化プログラムへの意向調査」協力
平成27年度(第66回)文化庁芸術選奨文部科学大臣賞・新人賞(芸術振興部門)受賞
エイブルアートジャパンフォーラム「障害者アートは社会をかえるか」登壇
第2回TA-netシンポジウム「舞台・演劇の創作における手話通訳について考える」開催
独立行政法人日本芸術文化振興会「障害者差別解消法に基づく対応要領案に関する意見」提出
「英国資料翻訳集」発行
10月 観劇支援実践講座実施
12月 第14回読売福祉文化賞(一般部門)受賞
2020年~「障害者等による文化芸術活動推進事業」受託
2023年10月~ change.orgにて「劇場をアクセシブルに 鑑賞に障害がある人もない人も一緒に楽しめる劇場を作ってください!!」We Need Accessible Theatre !に賛同、署名活動中
2024年4月 第10回プラチナ・ギルド アワード受賞

団体の目的
(定款に記載された目的)

広く一般市民を対象として、演劇などの舞台における情報保障(聴覚障害者向け字幕・視覚障害者向け音声ガイド・手話通訳など)の普及・促進・人材育成・提供、情報保障の調査研究・開発、情報保障の担当者・団体との連携、運営支援を行い、潜在する観劇希望者への情報提供と利用機会促進に寄与する。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

1.情報の発信・啓発(アクセシビリティ公演情報の収集と発信、啓発)
2.研究と実践(支援技術の研究および実践)
3.ネットワーク強化(相談受付および各種団体との協働による関係強化)
4.持続可能なシステムづくり(政策提言など)

現在特に力を入れていること

アクセシビリティ公演情報サイトの運営と発信
演劇に親しむための啓発(舞台鑑賞啓発ワークショップの開催)
支援方法の研究(舞台手話通訳養成、舞台手話通訳者の実践研修、UDトークを利用した文字支援等)
観劇サポート導入の働きかけ(講演、相談受付、シンポジウム等)

今後の活動の方向性・ビジョン

すべての公演にアクセシビリティ情報がセットで掲載されること。
さまざまな支援の方法が提示されていること。
誰でも気がねなく、観劇を楽しめること。
自分の好みの手段で観劇を楽しむことができること。
多様な観客層がいる劇場空間作り。

定期刊行物

メルマガ配信(読者数644名:2024年4月19日時点)
『TA-net通信 〜舞台からの香り〜』2013年12月よりスタート(第0回創刊号) 247号まで発行
『アクセシビリティ公演情報 〜観ゲキ!感ゲキ!〜』  267号まで発行
・2013年12月6日 TA-net会員向けメーリングリストに創刊0号を配信
・2014年2月21日 第4号より「メルマ!」を利用して配信開始(月に2回、第一金曜と第三金曜の20時に配信)
・2015年6月4日 『TA-netアクセシビリティ公演情報 ~観ゲキ!感ゲキ!~』配信スタート
    『TA-net通信 ~舞台からの香り~』の一コーナーだったのが、掲載件数の増加に伴い公演情報のみに特化、毎週木曜日20時に配信開始
・2017年7月 『TA-net通信 ~舞台からの香り~』リニューアル。以下の頻度で配信することに
 第1金曜日、第3金曜日の20時 『TA-net通信 ~舞台からの香り~』
 第2木曜日、第4木曜日の20時 『アクセシビリティ公演情報 ~観ゲキ!感ゲキ!~』
・2020年1月 「める配くん」に移行

登録用フォームはこちらから。無料。
https://sv1.mgzn.jp/sys/reg.php?cid=M911717

団体の備考

障害を持つ当事者が中心となって活動をしています。
当面は理事全員が聴覚障害を持っているため、聴覚障害者を対象とした活動となりますが、将来的にはすべての障害者、高齢者、母子などに対象を広げて支援を展開していきたいと考えています。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

<2014年度>
◆公益財団法人セゾン文化財団(2014年4月~2015年3月)800,000円
「観劇サービス支援事業」
◆日本財団(2014年4月~2015年3月)800,000円
「聴覚障害者への観劇サービスの調査」

<2015年度>
◆公益財団法人セゾン文化財団(2015年4月~2016年3月)1,000,000円
「観劇サービス支援事業」
◆日本財団(2015年4月~2016年3月)2,770,000円
「聴覚障害者への観劇サービスのための研究」
◆アーツカウンシル東京 平成27年度 東京芸術文化創造発信助成 第Ⅰ期長期助成(2015~2017年)2,500,000円
「演劇・舞台などにおける観劇サポート推進事業」
◆アーツカウンシル東京 平成27年度 「芸術文化による社会支援助成」570,000円
「英国の舞台・アート分野におけるアクセス事情の現地調査および報告」
◆イーパーツ寄贈プログラム パソコン2台

<2016年度>
◆公益財団法人セゾン文化財団(2016年4月~2017年3月)1,000,000円
「観劇サービス支援事業」
◆日本財団(2016年4月~2017年3月)2,290,000円
「観劇サービス支援事業」
◆アーツカウンシル東京 平成27年度 東京芸術文化創造発信助成 第Ⅰ期長期助成(2015~2017年)2,500,000円
「演劇・舞台などにおける観劇サポート推進事業」
◆アーツカウンシル東京 平成28年度 「芸術文化による社会支援助成」800,000円
「舞台手話通訳付公演のモデル上演および撮影会」
◆クラウドファンディング
「舞台手話通訳つきモデル上演会および撮影、DVD配布」123,000円
◆第14回読売福祉文化賞(一般部門)1,000,000円

<2017年度>
◆日本財団(2017年4月~2018年3月)4,520,000円
「聴覚障害者への観劇サービスのための研究」
◆アーツカウンシル東京 平成27年度 東京芸術文化創造発信助成 第Ⅰ期長期助成(2015~2017年)2,500,000円
「演劇・舞台などにおける観劇サポート推進事業」

<2018年度>
◆日本財団(2018年4月~2019年3月)4,360,000円
「舞台手話通訳者の養成」
◆アーツカウンシル東京 平成30年度 東京芸術文化創造発信助成 [長期助成プログラム](2018~2020年)4,180,000円
「盲ろう者(視聴覚二重障害者)への観劇サポート支援」

<2019年(令和元年)度>
◆日本財団(2019年4月~2020年3月)5,150,000円
「舞台手話通訳者の養成」
◆アーツカウンシル東京 平成30年度 東京芸術文化創造発信助成 [長期助成プログラム](2018~2020年)4,180,000円
「盲ろう者(視聴覚二重障害者)への観劇サポート支援」
◆文化庁(受託)平成31(2019)年度障害者による文化芸術活動推進事業
(文化芸術による共生社会の推進を含む)72万4千円
◆アーツサポ東京(受託)…鑑賞支援、相談対応、情報収集、情報保障手配
鑑賞支援受託:75万円、手話通訳手配:24万4千円
◆リコー社会貢献クラブ・FreeWill(寄付金)…第6回シンポジウム開催費用等:30万円

<2020年(令和2年)度>
◆日本財団(2020年4月~2021年3月)「舞台手話通訳者の養成」 580万円
◆文化庁令和2年度 第2次補正予算事業 文化芸術活動の継続支援事業 活動継続・技能向上等支援B 112万3千円
◆芸術文化活動支援事業 アートにエールを!東京プロジェクト(ステージ型) 200万円 舞台手話通訳・字幕・音声ガイドつき演劇「メゾン」 https://youtu.be/Yh28s1FS07E

<2021年(令和3年)度>
アーツカウンシル東京 平成30年度 東京芸術文化創造発信助成 [長期助成プログラム](2018~2020年)→コロナ禍による活動制限のため2021年度まで延長し内容を変更して完了

<2022年(令和4年)度>
文化庁令和4年障害者等による文化芸術活動推進事業 1,199万6千円

<2023年(令和5年)度>
文化庁令和5年障害者等による文化芸術活動推進事業 1,350万円

<2024年(令和6年)度>
文化庁令和6年障害者等による文化芸術活動推進事業 1,350万円

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

2013年11月23日~24日 一般財団法人全日本ろうあ連盟主催「情報アクセシビリティ・フォーラム」展示参加およびパネルディスカッション「情報アクセシビリティが織りなす社会とは」パネラー登壇

2016年3月
NPO法人STスポット横浜「身体を巡る旅」ゲストスピーカー登壇
NPO法人エイブルアートジャパンフォーラム「障害者アートは社会をかえるか」に登壇

2016年11月
アーツマネジメント学会 関東部会2016年度第2回(通算68回)研究会
「あうるすぽっととTA-netの連携、協力による観劇サポートの実践例について」萩原昌子、岸本匡史(あうるすぽっと)

2017年9月
文化政策学会企画フォーラム
【多様な人々を受け入れる劇場をつくるために】文化政策の視点からアプローチする「劇場のアクセシビリティ」
萩原昌子、伊東正示(株式会社シアターワークショップ代表取締役)

企業・団体との協働・共同研究の実績

演劇実験室◎万有引力(再構成台本の制作および貸出、バリアフリー公演の啓発、受付対応)
2013年5月「SUNA」、7月「邪宗門」、2014年2月「観客席」、5月「リア王」
あうるすぽっとプロデュース(観劇サービスへの助言、機器の貸し出しボランティア提供)
2013年8月「鑑賞者」
NP0法人演劇実験室◎万有引力「文化庁委託事業 平成26年度文化庁戦略的芸術文化創造推進事業」として「身毒丸」における総合的な観劇サポートの実施2015年1月
NPO法人シニア演劇ネットワーク共催「音声ガイド養成講座」(2016年1月〜3月 全5回)
アーツカウンシル東京 助成
あうるすぽっと主催「お出かけ支援講座 聴覚障害者編 ~アクセシビリティを考え、実践する~」(2016年・2017年・2018年)
2016年12月 公益社団法人日本芸能実演家団体協議会主催 アーツマネジメント講座2016
講座11:あらゆる人々の芸術体験のために ~芸術をつくる側から考える鑑賞・体験サポート
2017年10月
・公益社団法人日本芸能実演家団体協議会主催 アーツマネジメント講座2017
 講座12「視覚障害、聴覚障害を持つお客様を劇場に迎えるために」
・TA-netアクセス・コーディネーター養成講座(共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団))

行政との協働(委託事業など)の実績

2016年10月 練馬区独立70周年プレイベント「みどりの風 練馬薪能」(練馬区役所)
2017年10月 「みどりの風 練馬薪能」(練馬区役所)
2018年10月 「みどりの風 練馬薪能」(練馬区役所)
2019年8月 公益財団法人多摩市文化振興財団
2019年9月 公益財団法人千葉市文化振興財団
2019年9月 港北芸術祭実行委員会
2019年9月 「みどりの風 練馬薪能」(練馬区役所)

業務提携
2017年度  厚生労働省「障害者芸術文化活動普及支援事業」支援センター(アーツサポ東京)
2018年度~2019年度   東京都「障害者芸術活動基盤整備事業」支援センター(アーツサポ東京)