特定非営利活動法人JYMA日本青年遺骨収集団

基礎情報

団体ID

1631311832

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

JYMA日本青年遺骨収集団

団体名ふりがな

じぇいわいえむえいにほんせいねんいこつしゅうしゅうだん

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

1967年6月に「学生慰霊団」として発足、1971年「日本青年遺骨収集団」へ改称。2002年9月、東京都知事より特定非営利活動ジェイワイエムエイとしてNPO法人に許可を受ける。平成21年度、現在の名称に改称。大学生ら青年を中心に、未だ帰還の叶わぬ先の大戦における戦没者の収集、調査活動を行っている。厚生労働省所管の遺骨収集派遣に参画するほか、沖縄での自主的な遺骨収集派遣・調査活動も実施している。また、本事業の普及啓発を行うため、月刊機関紙「遺烈」や活動報告をまとめた年次活動報告書「今、何を語らん」を毎年発刊している。また、戦没者の慰霊巡拝事業やそれに伴う国際協力活動にも力を入れている。

代表者役職

理事長

代表者氏名

反町 佳生

代表者氏名ふりがな

そりまち よしお

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

112-0004

都道府県

東京都

市区町村

文京区

市区町村ふりがな

ぶんきょうく

詳細住所

後楽 2-2-20 井上旭門ビル5-B

詳細住所ふりがな

こうらく いのうえあさひもんびる

お問い合わせ用メールアドレス

npojyma@gmail.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

03-3524-7299

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

0時00分~23時59分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

普段事務所は無人なので、代行会社に一任。

FAX番号

FAX番号

03-6736-2566

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

0時00分~23時59分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

普段事務所は無人なので、代行会社に一任。

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1967年6月30日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2002年9月30日

活動地域

日本全国および海外

中心となる活動地域(県)

沖縄県

最新決算総額

500万円~1,000万円未満

役員数・職員数合計

70名

所轄官庁

厚生労働省

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

人権・平和

 

教育・学習支援、災害救援、国際協力、国際交流、行政への改策提言

設立以来の主な活動実績

平成16(2004)年10月 社団法人東京青年会議所NPOアワード2004 敢闘賞受賞
平成27(2015)年3月 一般社団法人倫理研究所「地球倫理推進賞」国際部門受賞
平成27(2015)年3月 同上 文部科学大臣賞受賞

団体の目的
(定款に記載された目的)

この法人は、次の特定非営利活動に係る事業を行う。
(1) 戦没者及び抑留中死亡者の遺骨収集事業
(2) 戦没者及び抑留中死亡者の慰霊巡拝事業
(3) 国際協力活動や平和推進活動に関する普及啓発事業
(4) 就学困難者への奨学金給付事業
2 この法人は次のその他の事業を行う。
(1) 機関誌への広告掲載事業
(2) 金融商品等の取得・保有・投資その他による資産の運用事業

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

当団体「JYMA日本青年遺骨収集団」は、1967年のの創設以来、学生主体で戦没者の未収容遺骨の収集と慰霊活動を行ってきた。活動の原点は、戦没者の御霊を祖国に迎え、遺族に寄り添うことにある。創設当初より沖縄戦戦没者の遺骨収集を中心に展開し、現在に至るまで約半世紀にわたり国内外で活動を継続している。

事業活動は大きく以下の5つに分けられる。
1. 海外派遣による遺骨収集事業
 厚生労働省の委託事業を中心に、ミクロネシア(サイパン・テニアン・パラオ)、インド北東部、ミャンマー、カザフスタン、アッツ島、ロシアなど各地に学生を派遣。現地政府や自治体、在外公館との協力の下、発掘・収容作業を行ってきた。近年では、フィリピン・レイテ島においても活動を展開し、未収容問題の解決に向けて新たな道を切り拓いている。
2. 国内での慰霊・調査活動
 沖縄本島南部を中心に、ガマや旧戦跡での遺骨収集・清掃活動を継続。完全骨格を含む遺骨が未収容のまま残されている地域において、自治体・研究者と連携しながら調査を進めている。加えて、戦没者慰霊碑の清掃・献花活動を定期的に行い、地域社会との交流や歴史継承を担っている。
3. 次世代人材の育成
 当団体の大きな特徴は、学生が主体となって組織を運営している点である。代表・副代表をはじめとした役職を学生が担い、企画・調整・資金調達・広報までを主体的に実施。過去には資金難や人員不足といった危機に直面したが、自治体や企業との交渉、クラウドファンディングの活用などによって組織を立て直した。これにより、リーダーシップや国際交渉能力を培った多数の卒業生を輩出している。
4. 社会への発信・広報活動
 活動成果をまとめた冊子『語らん』『遺烈』を刊行し、遺骨収集・慰霊活動の現状を広く社会に伝えている。また、新聞・テレビ・ウェブメディアなど多数の取材を受け、社会的関心の喚起に努めている。近年ではSNS(X、Instagram)を活用し、若い世代や支援者に活動を発信。クラウドファンディングでは毎年多くの支援を得ており、2024年度には過去最高額を達成した。
5. 国際協力と平和教育
 活動を通じて、日本人学生と現地住民との交流が生まれ、歴史認識や和解の土台を築いてきた。インド北東部の民族紛争地域では、平和について語り合う講演機会を創出し、笹川平和財団などで講和。また遺骨中事業について各方面で講演・広報活動を実施。また報告会を実施し、戦争の記憶を伝える教育的役割を果たしている。

こうした活動を通じて、当団体は国家事業における重要な担い手として位置付けられるとともに、学生主体の草の根活動として独自の意義を持っている。戦後80年を迎える今、活動の継続は単なる遺骨収集にとどまらず、記憶の継承・平和構築・国際交流といった広範な社会的役割を果たしていく。

現在特に力を入れていること

【団体の活動・業務(事業活動の概要)】の1,2,4を特に力を入れている。

1. フィリピン・レイテ島における戦没者遺骨収集活動
令和7年5月に、フィリピン・レイテ島にて遺骨収集活動を実施した。フィリピンでの遺骨収集が困難になってから初の試みであったが、フィリピンの戦史に詳しい有志の方々のご協力により、無事に活動を終えることができた。遺骨の収容が叶わない地域では、地域の慰霊碑の保全や平和慈善活動を通じて、過去の大戦の記憶を継承していく決意を示した。

2. 沖縄県南部における遺骨収集活動
沖縄県南部での遺骨収集活動では、ご遺骨が見つかった場合でも、すぐに収容するのではなく、まずその土地の地権者から許可を得ることを最優先としている。未収容のご遺骨が残っている場合でも、必ず地権者を探し出し、完全な骨格が発見された地域では自治体と協力して収容を完了させることができた。

4. 社会に向けた情報発信
社会への情報発信として、クラウドファンディングを新たに開始した。これは、従来の普及啓発活動とは異なり、たとえ遺骨収集事業に関心がない方でも、掲示板を通じて活動内容をご覧いただくことができる。終戦80年を迎えるにあたり、メディアからの取材も積極的に受け入れ、私たちの活動をより多くの方に知っていただくことに力を入れている。

今後の活動の方向性・ビジョン

【今後の目標】
一人でも多くの戦没者を祖国にお迎えするという理念に基づき、国内外における遺骨収集活動の継続と強化。
【事業継続と発展】
〈専門知識の習得〉
骨学講習を定期的に開催し、専門家を招いて知識を深め、より正確な遺骨収集活動を行う。
〈現地政府・協力団体との連携強化〉
行政面からも遺骨収集が円滑に進むよう、現地政府や関係機関との協議を密に行う。これには、遺骨が眠る推定の場所や、身元特定に向けた情報交換などが含まれる。
【新規事業の展開】
〈慰霊事業の多角化〉
遺骨収集が困難な地域においては、慰霊碑の清掃・保全を主要な事業として本格展開する。現地の協力者と共に過去の大戦の歴史の「記憶」を「記録」として未来に残すための活動を推進する。
〈各種講演会の実施〉
遺骨収集活動の経験と学びを活かし、学校や他団体向けの講演会を提供する。

定期刊行物

当団に寄付をしてくださった方へ

年次活動報告書「今、何を語らん」 900部

当団と関係のある個人や団体様へ
月刊機関紙「遺烈」 紙媒体500部と合わせて電子版を用意。

団体の備考

当団体は「学生主体である」という点において、国内外の同種団体の中でも特異な存在である。歴代代表の多くは20代前半の大学生であり、国際交渉や資金調達といった高度な業務を担ってきた。これは同世代にとって貴重な学びの場であり、卒業後は国際機関、企業、行政機関、研究分野などで幅広く活躍している。

備考として特筆すべき点は以下の通りである。
• 学生主体の持続可能な運営モデル
 一般に、学生団体は短命に終わることが多い。しかし当団体は、50年以上にわたり世代交代を繰り返しながら活動を継続してきた。この背景には、明確なミッションと緻密なノウハウ継承の仕組みがある。代表経験者がOB・OGとして後輩を支え、学生が主体的に挑戦できる環境を整備している。
• 柔軟な危機対応力
 近年はコロナ禍により海外派遣が中止となったが、その間に国内派遣(沖縄自主派遣)を強化し、現地住民との協働による慰霊活動を深化させた。また、資金難の際にはクラウドファンディングを導入し、支援者層を遺族世代から一般市民・若者へと拡大。従来の助成金依存から脱却し、自立的な資金調達力を獲得した。
• 社会的信頼とネットワーク
 厚生労働省、外務省、防衛省、地方自治体、在外公館などとの協働実績を有するほか、現地の研究者・住民・NGOとも信頼関係を構築している。さらに、国内の遺族会や慰霊団体とも連携を深め、活動の広がりを支えている。こうしたネットワークは、国際協力と草の根活動をつなぐ希少な事例といえる。
• 社会教育としての意義
 活動に参加した学生は、歴史を「自分ごと」として学び、国際社会での日本の役割を考える契機を得る。これは単なる奉仕活動を超え、次世代人材育成の観点からも大きな意義を持つ。特に、外交・国際協力・安全保障などの分野に関心を持つ学生にとって、実践的な経験を積める貴重な場となっている。

総じて、当団体は戦没者遺骨収集という人道的課題に正面から取り組みつつ、平和構築・人材育成・国際交流を包括する多面的な活動を展開している点が特徴である。この「学生主体×国家事業×国際協力」の独自性は、他に類を見ないものであり、今後も社会にとって不可欠な存在であり続けると確信している。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

【助成金】
一般社団法人今井光郎道徳歴史文化教育研究会 (令和6年度下半期、令和7年度上半期)

【補助金】
戦没者遺骨収集ボランティア(令和5,6年度)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

実績なし

企業・団体との協働・共同研究の実績

実績なし

行政との協働(委託事業など)の実績

実績なし
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財政

最新決算総額

500万円~1,000万円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産
15,801,509円
16,157,050円
固定資産
220,001円
220,001円
資産の部合計
16,021,510円
16,377,051円
<負債の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債
621,567円
1,258,038円
固定負債
0円
0円
負債の部合計
621,567円
1,258,038円
<正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
19,892,701円
15,399,948円
当期正味財産増減額
-4,492,758円
-276,934円
当期正味財産合計
16,021,510円
15,123,009円

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
15,801,509円
16,157,050円
固定資産合計
220,001円
220,001円
資産合計
16,021,510円
16,377,051円
<負債及び正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
621,567円
1,258,038円
固定負債合計
0円
0円
負債合計
621,567円
1,258,038円
正味財産合計
16,021,510円
15,123,009円
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
 
無給 常勤
 
非常勤
 
 
常勤職員数
 
役員数・職員数合計
70名
イベント時などの臨時ボランティア数

行政提出情報

報告者氏名

報告者役職

法人番号(法人マイナンバー)

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2024年度(前年度)
2023年度(前々年度)
2022年度(前々々年度)
2021年度
2020年度

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2025年度(当年度)
 
 
2024年度(前年度)
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
2021年度
 
 

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